各話あらすじ
第 43 話 孫悟空vsフリーザ!超決戦の幕開けだ!
2010/02/07
脚本:松井 亜弥 演出:野渡 康弘

孫悟空は地球育ちのサイヤ人としての誇りのため、ナメック人の仇を討つため、フリーザとの戦いに臨んだ。対峙する二人。悟空の目配せをうけて、ピッコロは自分たちは邪魔になるだけだと、クリリンと孫悟飯をつれて戦場から離脱する。戦いは悟空がフリーザに突進したことから始まった。二人は目にも止まらぬスピードで場所を移動しながら拳を繰り出し合う。悟空のパンチが、フリーザの尻尾が、お互いを狙い、かわされる。フリーザの放ったエネルギーの塊をよける悟空。土煙によって周囲の見晴らしが利かない中、光弾を撃ちまくるフリーザ。

その様子を見て、悟空はフリーザが相手の気を感知できないことを悟る。離れた所から二人の闘いの行方を見守っていたピッコロたちだったが、破壊の余波が飛んでくるので油断できない。三人は戦いのすさまじさに、ただ唖然とするばかりだった。戦いの中の一瞬の静寂、それを破って水中からフリーザが悟空に襲いかかった。その頃、隠れ場所を失って逃げ回っていたブルマは、池のほとりで一息ついていた。ここで一人さびしく死ぬのかと覚悟を決めたブルマの周囲に、蛙のような生物の大群が集まってくる。気持ち悪がったブルマは逃げ出すのだった。

エネルギーの塊を受け止めて、そのまま岩壁に押しつけられた悟空は、塊を空へ弾き飛ばした。フリーザは今度は地面を攻撃して、溶岩を噴出させた。気の塊で溶岩を抑え込んで湖の水で食い止めた悟空は、ナメック星を破壊するのもいとわないフリーザのやり方に腹を立てる。気合砲を放った悟空だったが、逃れたフリーザの一撃に湖に叩き込まれた。水中で悟空は、フリーザが気で相手の場所が読めないことを利用して一計を案じる。かめはめ波を二個作って、おとりにして攻勢をかけたのだ。だがフリーザにダメージを与えることはできなかった。

フリーザは念動力で多数の岩塊を操って悟空を襲わせるが、ことごとく破壊される。次にフリーザは島ほどもある巨大な岩を悟空にぶつけた。それを受け止め、岩をぶち破って脱出した悟空だったが、待ち構えていたフリーザに不意を突かれ、金縛りにかけられてしまう。そのまま空中でいいようにあしらわれたあげく、とどめとばかりに高速で地面に叩きつけられ、大爆発が起こった。だが悟空は寸前に超スピードで金縛りから脱出していた。二人はまだ本気で戦っていないと看破するピッコロ。今までの戦いはウォーミングアップにすぎなかったのだ。

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