各話あらすじ
第 36 話 激昂フリーザが迫る!ポルンガよ…願いを叶えたまえ!
2009/12/13
脚本:隈沢 克之 演出:野渡 康弘

デンデのおかげで超神龍を呼び出せた。超神龍はナメック語で夢の神、ポルンガと呼ばれる。その様子を界王から知らされ、ピッコロ、ヤムチャ、天津飯、餃子はもうすぐ生き返れると喜んだ。クリリンはサイヤ人に殺された地球のみんなを生き返らせてほしいと頼む。だが超神龍の力では生き返らせるのは一度に1人だけだった。急がないとフリーザが来てしまう。その状況を聞いたピッコロは界王に頼んで孫悟飯と心で会話できるようにしてもらい、自分を生き返らせるように言った。みんなはピッコロの勝手を怒るが、これには深い考えがあった。

自分が生き返れば地球の神も生き返る。地球の神にドラゴンボールを作ってもらえば、他のみんなが生き返ることができる。ピッコロはもう一つ、界王星から自分をナメック星へ移動させる願いをかなえるように言った。界王星で修行した今の自分なら、フリーザを倒して仇を取ることができると考えたのだ。界王は約束が違うと怒るがピッコロは取り合わなかった。悟飯はデンデに頼んで、ピッコロの二つの願いをかなえてもらうのだった。だが生き返ってナメック星に移動されたピッコロは、場所を指定していなかったため、離れた所に出現していた。

フリーザはスカウターの反応を追って、悟飯たちのところに向かっていた。悟空の治療装置の横で寝ていたベジータは、フリーザが近付いてくる気配を察知して目を覚まし、夜の無いナメック星の空が暗くなっていることに気付く。外へ出てドラゴンボールと悟飯がいないことを発見、呼び出された超神龍を見て怒り狂った。クリリンたちの前にあらわれたベジータはクリリンたちに詰め寄るが、悟飯はうっかり、まだ願いが一つ残っていることを漏らしてしまう。ベジータはデンデに自分を不死身にすることを願うように迫るが、そんな願いは聞けない。

フリーザが間近に迫っている状況で、クリリンはやむを得ずベジータの願いをかなえるようにデンデに言った。だが、デンデが願いを言っている途中で超神龍の様子がおかしくなり、その姿が消えて、後にはただの石になったドラゴンボールが残された。最長老が亡くなったのだ。願いがかなえられずに激怒してクリリンたちに迫るベジータ。その目の前にフリーザがあらわれた。自分の野望を阻まれ激昂するフリーザは、みんなをなぶり殺しにすると宣言してそのパワーを解放する。圧倒される一同。孫悟空の復活には、もう少しだけ時間が必要だった。

各話あらすじ一覧へ