各話あらすじ
第 34 話 ビックリ!悟空がギニューでギニューが悟空!?
2009/11/29
脚本:松井 亜弥/戸田 博史 演出:野渡 康弘

ギニュー隊長の秘策とは、孫悟空と身体を取り替えることだった。ギニューの身体になってしまった悟空は、目の前に自分がいることに困惑する。しかもギニューの身体は傷つけられており、まともに動くのも難しい状態だった。悟空の身体になったギニューは、ジースに預けていたスカウターを装着し、宇宙船に戻って行った。何も知らないクリリンと孫悟飯に出くわしたら大変なことになると気付いた悟空は、自由にならないギニューの身体で必死に追うが、飛ぶこともおぼつかない。変わり果てた自分を見てチチはどう思うかも気になる悟空だった。

ベジータはフリーザが留守にしていることを確認して、宇宙船に残る部下を片付けていた。その上でドラゴンボールを探すが、見当たらない。悟飯とクリリンがドラゴンレーダーの反応をたどって宇宙船の近くに来たことを感知したベジータは、気を消して身を隠すことにした。2人が神龍を呼び出したところで、自分の願いである永遠の若さと生命をかなえようと考えたのだ。地面に埋められていたドラゴンボールを掘り出したクリリンと悟飯は、さっそく神龍を呼び出す合言葉を叫ぶが、反応がない。いぶかしがる2人だったが、2つの気配を感じた。

近づいてくる2つの気が邪悪なことを感じて、クリリンと悟飯は悟空のことを心配しながら身を隠した。だが、そこにあらわれたのはジースを連れた悟空だった。その姿を見て、ギニューを倒してジースを仲間にしたと思い込んですっかり安心したクリリンは、姿をあらわしてドラゴンボールが発動しないことを話した。その様子を見ていた悟飯は、悟空が悟空でないことを本能的に気付いてクリリンに警告する。正体をあらわしたギニューはクリリンたちに襲いかかった。後を追う悟空は、自分がこの身体に慣れていないのは、ギニューも同じだと気付く。

精神と身体を一致させないと大きな力は出せないと悟空は断言する。ギニューは18万パワーを出せた悟空の身体で戦闘力を上げようとするが、スカウターの表示は2万3千だった。クリリンと悟飯で勝つことができるかもしれない。押され気味のギニューはジースに一緒に戦うよう命令するが、そこにベジータがあらわれた。スカウターに反応しなかったことにおどろくジース。ベジータは気を高めて戦闘力がアップするところをジースに見せ付ける。自分がスーパーサイヤ人に近付いていると宣言したベジータは、圧倒的パワーでジースにとどめを刺した。

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