各話あらすじ
第 33 話 フルパワーだ孫悟空!おののくギニューに秘策あり!?
2009/11/22
脚本:松井 亜弥 演出:野渡 康弘

ギニューの予想をはるかに超えて、孫悟空の戦闘力は上昇していった。最終的に18万まで上がった数値におどろくギニュー。悟空は瞬間的にはまだまだ上げられると言い放つ。ただのサイヤ人のできることではない。ギニューは悟空こそが、フリーザが唯一恐れる存在である、千年に一度あらわれるというスーパーサイヤ人なのではないかと疑い、恐怖した。悟空はギニューに、自分には勝てないだろうから、この星を出て行くよう勧告する。ギニューは、悟空のその甘さに、まだ完全なスーパーサイヤ人にはなっていない、成り損ないだと看破した。

クリリンと孫悟飯はブルマが隠れていた場所に、ドラゴンレーダーを借りるために向かった。だが、ブルマはいなかった。ジェットバイクを使用した痕跡を発見した2人は、ブルマの後を追う。一方、最長老は、自分に危険が迫っていることを察知して戻ったネイルの代わりに、潜在能力を解放させたデンデを、クリリンたちのもとに派遣した。すれ違ったデンデを見逃し、最長老のところに到着するフリーザ。ネイルは、最長老が死ぬとドラゴンボールが消滅することを伝え、戦う場所を変える口実とし、できる限り時間稼ぎをしようとするのだった。

戦闘型ナメック星人であるネイルの戦闘力が思っていたより高いことに感心するフリーザだったが、自身の戦闘力が53万であることを告げ、左手だけで相手をすると宣言した。フリーザの首を狙ったネイルの攻撃はあっさりと受け止められ、右手首をちぎり取られてしまう。かなわないのに何故、自分に抵抗してくるのか理解できないフリーザは、不愉快だった。ネイルは失われた右手首を復活させる。再生能力があることにおどろくフリーザだったが、体力は戻らず、戦闘力が低下していることを冷静に指摘する。ネイルは自分の命をかけて立ち向かった。

その頃、ジェットバイクに乗ったブルマは翼竜に追いかけられていた。逃げ込んだ先にも恐竜が待ち構えており、危機一髪のところを救ったのは、クリリンと悟飯だった。ドラゴンレーダーを借りてドラゴンボールの所へ急ぐ2人。一方、戦場では、悟空のあまりの強さにギニューは笑いだし、スカウターをジースに預けた。やおら自分で自分の胸を貫いて致命傷を与えたギニューの行動を、悟空は理解できない。ジースは、ギニューが秘策を使用するつもりだと悟り、期待のまなざしで見守っていた。はたして、ギニューの秘策とは何なのだろうか?

各話あらすじ一覧へ