各話あらすじ
第 30 話 地獄のリクーム!楽しませろよベジータちゃん
2009/11/01
脚本:戸田 博史/隈沢 克之 演出:野渡 康弘

ギニュー隊長は、入手したドラゴンボールをフリーザのところに運んでいた。一方、リクームは、グルドを倒したベジータと戦うべく名乗りポーズを決めていた。ベジータは一気に気を解放し、その様子を見ていたバータとジースは、スカウターの数値がどんどん上昇して戦闘力が30000を軽く突破したことに驚く。ベジータはそのままリクームに突進して、猛攻撃をかけた。パンチやキックを連続して放ち、岩めがけて投げ飛ばして叩きつけられたところに光弾をぶち込む。クリリンはその威力にベジータの自分たちとはケタが違うパワーを思い知った。

だが孫悟飯はリクームが生きている気配を感じて戦慄する。土煙が晴れた後に、服こそボロボロに破れているもののダメージをほとんど受けずに平気な顔でポーズを取るリクームの姿があらわれた。準備運動が終わったとうそぶくリクームは、ベジータに攻撃を開始する。反撃をことごとく受け止めたリクームは、ベジータを軽くあしらうのだった。差があっても戦いを一気に片を付けないで、相手をなぶって楽しむ癖があるリクームを、バータやジースは趣味が悪いと思っていた。また、技を出す時にわざわざ技の名前を叫ぶのもリクームの特徴だった。

このままではベジータがやられ、自分たちも殺されると考えたクリリンは、悟飯と破れかぶれで攻撃をかけることにした。ベジータにとどめを刺そうとリクームイレイザーガンを口から放ったリクームに、クリリンは不意打ちをかけ、悟飯はベジータを光弾の軌道から避けさせた。自分をかばった悟飯の甘さに呆れるベジータ。リクームは怒り、バータに許可を取って、クリリンと悟飯を攻撃した。一撃で骨を砕かれ倒れるクリリン。悟飯の攻撃を簡単にかわされ、リクームボンバーの乱射を逃れるも、リクームの一撃で首の骨を折られて倒れてしまった。

その頃、戦場に向かっていたネイルは最長老の身に危険が迫る予感がしたため引き返した。フリーザは集まったドラゴンボールに不老不死の願いをかなえてもらおうとしたが、何も起こらない。長老たちの言動を思い出して、何らかの儀式か合言葉が必要なのだと悟ったフリーザは、スカウターでナメック星人の生き残りを探して最長老とデンデとネイルの位置を知ると、ギニューを見張りに残して自ら向うのだった。絶望に瀕して地に伏したベジータ、クリリン、悟飯。リクームがとどめを刺そうとしたその時、孫悟空の乗った宇宙船が地上に着陸した。

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