各話あらすじ
第 3 話 命をかけた闘い!悟空とピッコロ捨て身の猛攻
2009/04/19
脚本:井上 敏樹/小山 高生 演出:野渡 康弘

ラディッツと戦いを開始した孫悟空とピッコロ。だが、ラディッツは強く、地上で、空中で、そのスピードとパワーに二人は圧倒される。悟空はラディッツの光弾を辛くもかわしたが、ピッコロはよけきれずに左腕を失ってしまう。ピッコロは五年間の修行の中で身につけた必殺技を使う決意をした。だが、この技は気を高めるのに時間がかかってしまう。悟空はその間の時間稼ぎをする。かめはめ波を打つ悟空や、指先に気を集めたピッコロの戦闘力が格段にアップしていることに気付いたラディッツは、戦闘力を自在に操れる能力に驚愕するのだった。

ついにピッコロの必殺技、魔貫光殺砲が放たれた。間一髪それをかわしたラディッツの油断に乗じて、悟空はかねての作戦通りラディッツの尻尾をつかむことに成功する。力が抜けてしまったラディッツは悟空に必死の命乞いをする。二度とこの星に来ないと言い、肉親の情に訴えたラディッツの言葉を信じた悟空は、ピッコロが止めるのを聞かず、尻尾から手を放してしまった。自由になったラディッツは、すかさず悟空を攻撃する。悟空を踏みにじり、とどめを刺そうとするラディッツだったが、そこに孫悟飯がカプセルをぶち破って姿をあらわした。

孫悟空やピッコロ以上の戦闘力の数値を見て驚くラディッツ。無我夢中の悟飯はラディッツに体当たりして鎧を砕いた。だが、すぐに戦闘力が下がり、ラディッツにふっ飛ばされ気を失ってしまう。力を上手く使いこなせないうちに悟飯を殺してしまおうとしたラディッツを、悟空は必死になって後ろから捕まえる。そしてピッコロに魔貫光殺砲を打てと叫ぶ。ピッコロは悟空の行動を予期して準備していた。自分も犠牲になると指摘され、覚悟の上だと答える悟空。ラディッツは今度こそ地球から立ち去ると助けを乞うが、悟空はもうだまされなかった。

魔貫光殺砲によってラディッツは倒されたが、悟空も致命傷を受けた。悟空が自分を犠牲にしたことに驚くラディッツ。ドラゴンボールを集めると生き返ることができるというピッコロの話を聞いたラディッツは、装置を通じて二人の仲間に全てが通信されており、一年後には地球に到達するであろうことを告げた後、とどめを刺され死んだ。他の星で一部始終を知ったサイヤ人の仲間は、ドラゴンボールを手に入れるため地球に向かうことを決める。悟空は悟飯を助け出せたことに安心して、追ってきたブルマ、亀仙人、クリリンの見守る中、息絶えた。

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