各話あらすじ
第 29 話 特戦隊の一番手!グルドの呪縛を打ち崩せ
2009/10/25
脚本:照井 啓司/戸田 博史 演出:野渡 康弘

ナメック星に到着したギニュー特戦隊がフリーザの前に勢ぞろいした。ドラゴンボールの在り処を聞き出すために、ベジータを殺さずに捕まえろというフリーザの指令を受けて、ギニューたちはスカウターを作動させる。ベジータと行動を共にしている2つの反応は殺してもよいとの言質を受け、フリーザにジースが持ってきたスカウターを渡した後、ギニュー特戦隊は出発した。一方、ベジータはクリリンと孫悟飯とともに、ドラゴンボールの隠し場所に向かって急いでいた。猛スピードで迫ってくるギニュー特戦隊の気配を察知して、ベジータは焦る。

ドラゴンボールの隠し場所に到着したベジータだったが、一瞬早く、ギニュー特戦隊が目の前にあらわれた。このままではドラゴンボールを全て奪われてしまうと考えたベジータは、スカウターにドラゴンボールは反応しないことを利用して、自分の持っていた一星球を遠くに投げ捨てようとした。ところが、バータが超スピードで投げられた一星球の軌道に先回りして受け止めてしまう。驚愕するクリリンたち。全てを取られるよりましだと、最後の四星球を破壊しようとするクリリンだったが、時間を止める超能力を使ったグルドに奪われてしまった。

ギニューは先にドラゴンボールをフリーザに届けることにして、後を隊員たちに任せることにした。残ったギニュー特戦隊の隊員たちは、誰がクリリンと悟飯、そしてベジータの相手をするかをじゃんけんで決め始める。本命のベジータの相手はリクームと決まり、クリリンと悟飯の相手に決まったグルドが一番手となった。他の連中と比べて戦闘力が劣るグルド相手ならなんとかなるかもしれないと考えたクリリンは、気を全開放した。ベジータは、パワーアップした2人に驚く。変身せずに戦闘力を変化させることができる種族をバータは珍しがった。

猛攻撃をかけるクリリンと悟飯に、息を止めている間は時間を止めることができる超能力を使って逃げ回ることしかできなかったグルドは、奥の手である金縛りの術を使った。空中で身動きが取れなくなったクリリンと悟飯をどうやって殺そうかと迷っていたグルドだが、その隙をついたベジータに首をはねられる。グルドが倒されたことよりも、決めポーズが美しくなくなったことを残念がり、次の対戦相手を決めるじゃんけんを始めた他の隊員たちに、クリリンは戸惑いを隠せなかった。そしてついに、孫悟空の乗った宇宙船がナメック星に到着する。

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