各話あらすじ
第 28 話 迫る超決戦!ギニュー特戦隊只今参上ッ!
2009/10/18
脚本:隈沢 克之 演出:野渡 康弘

クリリンと孫悟飯は最長老のところに向かっていたが、ベジータに気配を察知されることをおそれてスピードを抑えていたため、すごく時間がかかっていた。じれったくなったクリリンは、遠く離れているから感づかれないだろうと考え、全速力でとばすことにする。ところがベジータは2人の動きを感知していた。最後のドラゴンボールの在り処を聞き出せるチャンス到来に、ベジータは用心のためにドラゴンボールを1つだけ持って、2人を追って飛び立つ。あと少しで最長老のところに着きそうになった時、2人はベジータが迫ってくるのを感じた。

ナメック星への到着も間近となった宇宙船の中で、孫悟空は100倍の重力でも自由に動けるようになっていた。通常の重力では超スピードで動けるようになった悟空は、修行を終えて、風呂に入って寝ることにした。一方、クリリンは悟飯を先に最長老の所へ行かせて、ベジータを1人で迎え撃つ決意を固める。ベジータはクリリンの目では追い切れない超スピードで追い付いてきた。最後のドラゴンボールの在り処を問うベジータだったが、クリリンは挑発には乗らず、すっとぼける。その隙に悟飯は最長老に潜在的パワーを引き出してもらっていた。

異様な気の高まりを感じたベジータは、クリリンを放って最長老の家に向かう。悟空が来たと勘違いしたベジータの呼びかけに応えてあらわれたのは悟飯だった。今まで以上のパワーを身に付けた悟飯だったが、それでもベジータにはかなわない。その時、最長老がこの星に近づく邪悪な気配を感知し、デンデがそのことを伝えに来た。その気配はフリーザがギニュー特戦隊を呼び寄せたものだと察したベジータは、クリリンたちには手を出さないと約束するから、ドラゴンボールの最後の一個を渡して自分を不死身にさせないと全員の破滅だと説得する。

疑うクリリンだったが、迫ってくる気があまりに大きいのとネイルのドラゴンボールは3つの願いをかなえるという言葉に動かされ、やむを得ずベジータに四星球を渡す決心をする。ブルマの隠れ場所から四星球を回収して、残りの隠し場所へ向かうベジータとクリリンと悟飯。その頃、到着した宇宙船からあらわれたギニュー隊長を始めとするリクーム、バータ、ジース、グルドの5人からなるギニュー特戦隊が、フリーザの前に勢ぞろいしていた。彼らの持ってきたスカウターで、ベジータの行動がわかるようになる。事態は大きく動こうとしていた。

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