各話あらすじ
第 27 話 一触即発のピンチ!悟飯よ四星球を守れ
2009/10/11
脚本:小山 高生/戸田 博史/松井 亜弥/隈沢 克之 演出:野渡 康弘

ザーボンを倒したベジータは、クリリンに持っているドラゴンボールを渡せと迫る。クリリンは半分あきらめながらも、おとなしくこの場を去るという約束をさせて、一星球を渡した。これで7つのドラゴンボール全てが集まったと思って上機嫌のベジータは、何もせずにその場を離れ、隠しておいた四星球を回収しに向かう。命拾いしたブルマは、クリリンが苦労して入手したドラゴンボールを、簡単にベジータに渡したことに疑問を持つが、孫悟飯がドラゴンボールを回収しに行ったことで、まだ全部はそろわないはずだという推理を聞いて納得する。

四星球を入手してブルマのところに戻る途中の悟飯の気配を、ベジータは感知する。ベジータに気付かれたことを察して、悟飯は気配を消して岩陰に隠れた。出て来ないなら周囲一帯を吹き飛ばすと脅しをかけるベジータ。いっそのこと戦おうかと考えた悟飯だったが、ドラゴンボールを守ることが先決だと我慢し、四星球を岩陰に隠して姿をあらわした。ドラゴンレーダーを時計だとごまかした悟飯に一撃をくらわせたベジータは、早く地球に帰って、悟空へいずれ倒しに行くと伝えろと言って去った。その頃、孫悟空は宇宙船の中で猛特訓をしていた。

クリリンは悟飯の到着を待っていた。ブルマも家をホイポイカプセルに戻して、逃げる準備を整えており、四星球を持って悟飯が戻ってくると、さっそく別の隠れ場所を探しに出発した。ドラゴンボールを発見した村に着いたベジータは、水中に隠しておいた四星球を探すが見つからなかった。ベジータは悟飯と遭遇したのが、この村とクリリンとブルマがいた場所との中間だったことを思い出し、悟飯の仕業だと直感する。更にドラゴンレーダーの存在にも気が付き、急いで洞窟へ戻るが、すでにクリリンたちは逃げた後で、ベジータは怒りまくった。

ブルマを岩の裂け目の隠れ家に残して、クリリンは悟飯の潜在能力を引き出してもらうために最長老の所へ向かうが、スピードがだせなかった。ベジータはドラゴンレーダーの存在のため、スカウターの無い今が行動できるチャンスなのに、ドラゴンボールの側を離れられない。フリーザは衝撃波を放って憂さ晴らしをしていた。悟空は死ぬ寸前まで修行をして仙豆で回復することを繰り返しながら、いよいよナメック星まで一日の距離に迫っていた。そしてギニュー特戦隊がスカウターを持って到着しようとしていた。こう着状態は終わろうとしていた。

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