各話あらすじ
第 22 話 猛追ドドリアの恐怖!ベジータに明かす真実
2009/09/06
脚本:照井 啓司/隈沢 克之 演出:野渡 康弘

これ以上ナメック星人の居場所を知られないようにするために、長老はスカウターを破壊した。その行為に激怒したドドリアの攻撃が長老を襲おうとするのを、フリーザは止め、先にナメック星人の若者を殺すように命令する。瞬く間に2人が殺され、3人目も必死に抵抗するが、あっさりと殺されてしまった。それを見て愕然とする長老。ナメック星人の子供カルゴとデンデには手を出さないとフリーザに約束させて、長老はドラゴンボールを差し出す。だが残りのドラゴンボールの在り処に関しては、仲間を売ることはしないと教えようとしなかった。

フリーザはあっさりと約束を破り、ドドリアはカルゴを殺す。更に長老を殺し、その魔の手はデンデに迫ろうとしていた。今まで様子を見ていた孫悟飯は、その非道な振る舞いに我慢しきれなくなり、クリリンが止めるのも聞かずに飛び出して行ってデンデを助ける。クリリンもやむを得ず協力して、デンデを抱えて空を飛んで逃げ出すのだった。フリーザの命令で追いかけてきたドドリアのスピードは速く、攻撃をかわすのがやっとだったが、クリリンは太陽拳を使ってドドリアの目をくらませ、その隙に、とりあえず身を隠すことに成功したのだった。

悟飯たちを見失ったドドリアは、スカウター無しに探すことができずに怒り、辺り一帯を吹き飛ばしてしまった。すんでのところで上空に逃れた3人はブルマの隠れ家に向かうことにする。その頃ブルマは地球と交信して、孫悟空がナメック星に向かっていることを知って喜んでいた。3人を抹殺したと思いこんでフリーザの所に戻ろうとしていたドドリアは、何者かに不意打ちを受け、落下する。その目の前にあらわれたのはベジータだった。スカウターを差し出せばこの場は見逃してやると言うドドリアの前で、ベジータはスカウターを踏みつぶした。

フリーザたちがスカウターを失ったことで、ベジータはスカウター無しでも相手の居場所を感じることができるようになった自分が有利になったことを知る。パワーアップしたベジータを恐れたドドリアは、その場を逃れようとするが捕まってしまう。放してくれれば惑星ベジータの秘密を教えるというドドリア。ベジータが初めて知った真実は、フリーザがサイヤ人の可能性を恐れて、惑星ベジータを破壊したということだった。自分がいいように利用されていたと知ったベジータは、プライドを傷つけられた怒りで、ドドリアを一撃のもとに粉砕した。

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