各話あらすじ
第 21 話 守れドラゴンボール!ナメック星人総攻撃
2009/08/30
脚本:戸田 博史/松井 亜弥 演出:野渡 康弘

孫悟空はブルマの実家に向かった。出迎えたブルマの母親に宇宙船の改造状況を聞くと、まだ作業中だという。中庭に置かれた宇宙船はもうできているように見えたが、ブルマの父親はステレオのスピーカーの位置決めに悩んでいた。悟空はそんなものはいいから早く出発させてくれと頼む。依頼していた人工重力装置を確認して、操縦法を教わった悟空は早速出発する。ナメック星までは6日で着く。悟空が来ていると聞いてウーロンとプーアルが駆け付けるが、もう出発した後だった。悟空は界王星が10倍の重力だったので、まず20倍にして修行することにした。

クリリンと孫悟飯はフリーザ一行の気を感じる方へ急いで向かっていた。目的地に近付き、気を押さえて崖の上からのぞくと、その下にはナメック星人の村があった。そこにいたドドリアとザーボンがドラゴンボールを持っているのを見て驚くクリリン。部下に長老と子供たちを連行させたフリーザは、他のナメック星人はどこにいるかを聞いた。言わないと殺すと脅された長老は、他の者は野良仕事に出て、老人と子供しかいないと話す。続けてドラゴンボールの在り処を聞いたフリーザに絶句する長老。フリーザはすでに他の村で情報を得ていたのだ。

ドラゴンボールはナメック星の最長老により創られ、七人の長老がそれぞれ預かって、いろんな試練を受けて認められた勇者にのみ渡される。だがフリーザには誰もが渡すことを拒んだので、長老を殺して奪っていったのだ。ベジータはスカウターでその情報を聞いていた。ザーボンにナメック星人を殺させ、同じように脅すフリーザの所業に、悟飯は怒りを抑えられなくなり無意識にパワーを解放しようとする。慌てて止めようとするクリリン。フリーザはナメック星人の子供に狙いを付けた。その時、ドドリアのスカウターがパワーの反応を感知する。

野良仕事に出ていたナメック星人の若者が戻ってきたのだ。ドドリアが戦闘力を計算するのを見た長老は、スカウターによってフリーザたちがナメック星人の反応を感知して村を襲っていたことを悟る。助けに来たナメック星人たちの戦闘力の少なさを知って、フリーザの部下たちはあなどって襲いかかった。だがクリリンはナメック星人たちが気を押さえているだけなのに気付いていた。やられていく部下を見て、フリーザたちはナメック星人が戦闘力をコントロールできる種族なのを知る。長老は今後のために、残っているスカウターを全て破壊したのだった。

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