各話あらすじ
第 20 話 フリーザへの反逆!野望に燃えるベジータ
2009/08/23
脚本:隈沢 克之/戸田 博史/松井 亜弥 演出:野渡 康弘

フリーザに反逆したベジータを倒す命令を受けて、キュイがナメック星にやって来た。ベジータの後を追い、スカウターで自分の戦闘力の方が上なことを誇る。一方、ザーボンは部下にベジータとは異なる二つの反応を偵察に行かせていた。ブルマが地球に戻ろうとした時、クリリンと孫悟飯は何者かがやってくる気を感じた。ナメック星人だと予想していたクリリンは、あらわれた二人が違うことに驚き、ベジータが着ていた服と同じ格好をしていたため、敵だと判断する。二人は宇宙船を破壊し、戦闘力がほとんど無いクリリンと悟飯を侮るのだった。

だが、それはクリリンと悟飯が気配を殺して気を押さえていたからだった。二人が大したことはないと見抜いたクリリンは悟飯とともに攻撃に出て、簡単に倒した。しかし、宇宙船が壊されてしまったので、ブルマと身を隠す場所を探しに行くことにする。ザーボンは、偵察にやった部下がやられたのをスカウターで感知した。一瞬だけ戦闘力が上昇したのをいぶかしく思うザーボンだったが、フリーザは意に介さず、次に見つけた時は倒すよう命じるのだった。待ち受けていたベジータに追いついたキュイは、ライバル同士が決着をつける時だと語る。

キュイはベジータの戦闘力が低いことを馬鹿にする。だがベジータは地球での孫悟空たちとの戦いで、戦闘力をコントロールする術を学んでいたのだ。いきなり上昇するベジータの戦闘力に驚くキュイ。ベジータにセットしてあったザーボンのスカウターが壊れてしまい、ドドリアがモニターするが、その戦闘力が自分たちを上回ることに驚愕する。しかしフリーザはあくまで冷静だった。キュイはベジータに、手を組んでフリーザを倒そうと持ちかけながら、隙をついて猛攻撃をかけた。だがベジータは無傷で、キュイを一撃のもとに葬り去るのだった。

フリーザは5つ目のドラゴンボールを探して、ナメック星人の反応のある方へ移動した。ベジータはスカウターのおかげで、情報は入るが自分の位置も筒抜けなので、まずドラゴンボールを1つだけ手に入れようと考える。隠れ場所を見つけたクリリンと悟飯は、移動中のフリーザを見かけ、その強大なパワーに心底恐怖した。ブルマからの通信を受けた亀仙人に事情を聞いた悟空は、ベジータ以上の敵の存在に心が躍る。ちょうどヤジロベーが仙豆を届けに来たので、回復した悟空は、ブルマの父親に頼んであった宇宙船に乗るために出発するのだった。

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