各話あらすじ
第 2 話 敵は悟空の兄!?最強戦士サイヤ人の秘密
2009/04/12
脚本:小山 高生/隈沢 克之 演出:野渡 康弘

尻尾を持った謎の男は、カカロットと言う名前を否定する悟空に、頭を強く打ったことはないかとたずねた。亀仙人は悟空の育ての親である孫悟飯老人から聞いた話で、悟空はカプセルから拾われ、最初はなつかずに手のつけられない暴れん坊だったが、ある日谷に落ちて大ケガをし九死に一生を得てからはおとなしい良い子になったと語る。謎の男は、悟空は地球人ではなく惑星ベジータから来た最強戦闘民族サイヤ人で、自分はその兄のラディッツだと正体を明かした。悟空はこの星の人間を滅ぼすために送り込まれたという話にみんなは衝撃を受ける。

サイヤ人は目を付けた惑星に送り込まれ、そこの住人を根絶やしにして他の種族に惑星を売り払う、いわゆる地上げを生業にしていた。ラディッツは、故郷の星ベジータは隕石の衝突で爆発してしまい、宇宙に残ったサイヤ人は全部で4人しかいないと語る。次にターゲットにした惑星は、自分を含めて3人では苦戦しそうなので、悟空を仲間にしに来たのだ。だが、悟空はそんなことに手を貸す気はないと断る。ラディッツは悟飯に尻尾があることに気付き、サイヤ人の血をひく悟空の息子を利用しようと考え付いた。ラディッツの視線におびえる悟飯。

抵抗しようとする悟空を一撃で身動きできなくしたラディッツは、悟飯を人質に取り、自分たちに協力するように命令した。自分に従う証として、明日までに地球人の死体を100人分用意しろと言うのだ。泣き叫ぶ悟飯を連れてラディッツは去って行った。悟空は金斗雲を呼んで、ラディッツを追おうとする。そこに、五年前の天下一武闘会で悟空に負けて以来、修業を積んでいたピッコロがあらわれた。ラディッツに対抗するには二人が手を組むしかない、自分の世界征服の野望のためには邪魔な存在だと言うピッコロに、悟空は協力することにした。

ブルマにドラゴンレーダーを借りて、悟飯の帽子に付いている四星球を頼りにラディッツを追う悟空とピッコロ。ラディッツは片目に装着している機械で強力な戦闘力を感知するが、悟飯の他には誰もいなかったので故障かと疑う。そこに悟空とピッコロがやってきた。なぜこの場所がわかったのか疑問に思うラディッツだったが、悟空があくまで自分に刃向かうつもりなのを知って怒る。悟空とピッコロは、修業のため重しを入れていた胴着を脱ぎ戦闘力をアップさせるが、ラディッツは残りのサイヤ人は自分よりもはるかに強いと言い放つのだった。

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