各話あらすじ
第 19 話 新たなる強敵!宇宙の帝王フリーザ
2009/08/16
脚本:小山 高生/隈沢 克之/松井 亜弥/照井 啓司 演出:野渡 康弘

ブルマたちが宇宙船で地球を出発してから7日が経過した。ブルマは退屈を持て余していたが、クリリンと孫悟飯はイメージトレーニングの修行を重ねていた。サイヤ人の孫悟空の血を引き、ピッコロに特訓を受けた孫悟飯の強さにクリリンは感心するが、悟飯もクリリンの技の多彩さに感じ入る。すっかり生活がだらしなくなったブルマは、下着姿で過ごし、ゴミも散らかし放題でクリリンに呆れられる。一行はベジータがどこに行ったのか疑問に思うのだった。一方、ベジータの乗った宇宙船は、地球を離れて18日目に、基地のある惑星に到着した。

基地の職員はナッパが一緒でないことを不審に思いながらも出迎えるが、生命反応が極端に低くなっている瀕死のベジータを見て驚き、急いで治療カプセルに入れる。治療が済んで復活したベジータは、スカウターを置いて地球へ向かおうとした。そこに同僚の戦士キュイがあらわれ、ベジータに嫌味を言う。相手にしないベジータだったが、ボスであるフリーザがスカウターの通話からドラゴンボールのことを知り、ナメック星へ向かったことを知らされ愕然とする。先を越されてなるかと、ベジータはスカウターを持って自らもナメック星へ向かった。

地球では、悟空が隙を見ては体を鍛えようとして看護師に怒られていた。亀仙人も見舞いに来て看護師にイタズラをしては怒られていた。チチは悟飯のことを心配して、空を見上げるばかりだった。34日目、特に問題もなくナメック星に到着したブルマは早速、大気の状態を調べ始めるが、クリリンと悟飯はそんなことは気にせずに先に降りていた。ドラゴンレーダーでドラゴンボールのい反応を確認したブルマは喜ぶが、悟飯はたくさんの強い気を感じ取っていた。クリリンも気が付き、邪悪な感じに疑問を抱くが、ナメック星人のものだと納得する。

そこにベジータの乗った宇宙船が降りてきたのを目撃する一行。ベジータの狙いがドラゴンボールであることを悟ったクリリンは、身を隠すために悟飯に気配を消させ、ブルマに地球にこのことを連絡して帰還するように言い、自分たちは残ってドラゴンボールを集める決心をする。だが更にベジータを追うようにもう一機の宇宙船が飛来したのを見た一行は戦慄する。ベジータはスカウターを使って、フリーザがザーボンとドドリアを連れてきていることを知った。フリーザはナメック星人をおそって、すでにドラゴンボールを4つ集めていたのだった。

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