各話あらすじ
第 18 話 ユンザビットに眠る宇宙船!ナメック星へいざ発進
2009/08/09
脚本:隈沢 克之/照井 啓司 演出:野渡 康弘

激戦の末、ボロボロになった孫悟空は4ヶ月の重傷だった。しかも元に戻るかはわからないという。クリリンと悟飯は、幸いにも数日で退院できる。カリンは一ヶ月もすれば新しい仙豆ができると、悟空をなぐさめるのだった。そこにブルマが駆け込んできて、テレビを見るようにいう。ニュースでは、ナッパの乗って来た宇宙船が映し出され、学者たちが研究しようとしている最中だった。ブルマはリモコンを操作して宇宙船を呼び寄せようとするが、何故か爆発してしまう。ナメック星へ行く希望が断たれ、呆然とする一同。ブルマは八つ当たりする。

途方に暮れる一同の前に、ミスター・ポポがあらわれた。宇宙船があるかもしれないので誰かに来てほしいというのだ。メカに関しては専門家のブルマが、おそるおそる同行することになった。向かったのは地の果て、ユンザビット高地。そこにあったのは、奇妙な建造物だった。ミスター・ポポは、100年ほど前に神から聞いた話を語った。神は子供のころ頭を打って記憶を失い、そこでずうっと両親を待ち続けていたが、いつまでたっても戻ってこないので、とうとう外の世界に出て行ったのだと。そして住んでいたという奇妙な家が、これだった。

入口は「ピッコロ」という言葉で開閉する。中に入った二人は、今までの界王の話などから推理して、これがナメック星でつくられた宇宙船だと確信する。操作がナメック語での音声認識であることが確認でき、一ヶ月くらいでナメック星へ行けることが判明した。だがミスター・ポポは神の城を留守にすることはできないので同行できない。ブルマにナメック語を教えることにして、クリリンも同行することになった。そして悟飯が自分も連れていって欲しいと言い出した。また長い間離れ離れになってしまうチチは、まだ子供だからと猛烈に反対する。

だが、悟飯の決意は固かった。自分の手でピッコロを生き返らせたい。やるべきことをやらねばならないという意志を止めることは誰にもできなかった。悟空は悟飯の成長を嬉しく思う。出発は10日後と決まり、カメハウスにみんな集合した。ラフな格好のクリリンに、正装させられた悟飯を見て、宇宙用にしっかり準備してきたブルマは、自分の格好が馬鹿らしくなって不機嫌になる。一行は出発した。悟飯はチチに内緒で、尊敬するピッコロと同じ胴着を作っており、それに着替えた。ブルマもラフな格好になり、一路ナメック星を目指すのだった。

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