各話あらすじ
第 16 話 打倒不死身のベジータ!奇跡を起こせ孫悟飯
2009/07/19
脚本:小山 高生/戸田 博史 演出:野渡 康弘

孫悟空と戦って疲れているにもかかわらず、ベジータは孫悟飯ではかなわない強さを誇っていた。必死に撃った魔閃光もかわされ成す術がない悟飯。クリリンは悟空から託された元気玉をベジータに撃とうとするが、動き回っている相手に狙いが付けられずに焦っていた。その時、界王の声がクリリンにアドバイスを与えた。元気玉は目で狙いを付けるのではなく、悪の気を感じて放つのだと。悟飯はベジータの光弾の連発をかわせず、とどめを刺される寸前に追い詰められてしまう。クリリンは精神を集中して、ベジータの悪の気を捉えることができた。

クリリンが元気玉を放とうとした時、なかなか撃たないのを見てじれったく思っていたヤジロベーが叫んでしまい、ベジータに気付かれてしまった。慌てて元気玉を放つも、ベジータにかわされ、悟飯に当たってしまう。だが悟空の心の声にしたがって、悟飯は元気玉を跳ね返した。元気玉は悪の気の無い者には効果がないのだった。はじかれた元気玉はベジータを直撃した。大ダメージを受けながら天空高く飛ばされていくベジータ。悟空、悟飯、クリリンは傷だらけになりながらも戦いが終わったことにほっとする。そこにベジータが落下してきた。

確認しようと近づいたクリリンだったが、ベジータは死んではいなかった。プライドをズタズタにされたベジータは残った力を振り絞って悟空たちを倒そうとするが、破壊力はかなり落ちており、気合いではとどめを刺せなかった。悟飯に近づいたベジータは、尻尾が再生しているのに気が付き驚愕する。その時、ヤジロベーがベジータの背中に刀で切りつけた。一旦は倒したかと思われたが、致命傷には至っておらず、ヤジロベーは叩きのめされた。その隙に悟空は心の声で悟飯に空中の光を見つめるように指示し、悟飯は大猿の姿に変身するのだった。

サイヤ人としての凶暴さを発揮して暴れ出した悟飯だったが、地球人の血を引いているので、わずかに意識が残っており、クリリンの声に従ってベジータを攻撃する。ベジータはダメージを受けながらも、なんとか空中で大猿の尻尾を切ることに成功した。だが最後の力を振り絞ったため、落下する大猿の巨体をよけ切れずに下敷きになってしまい、死ぬ寸前のダメージを受けてしまう。ベジータは退却するために自分の乗ってきた宇宙船を呼び出した。這って逃げようとするベジータに、クリリンはみんなの仇を取るため、ヤジロベーの刀を拾って迫る。

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