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成田 良美 |
山内重保/広嶋秀樹 |
川村 敏江 |
ゆきゆきえ/いでともこ |
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ハナちゃんが熱を出した。しかも普通の熱ではなさそうだ。氷ももはや役に立ちそうにない。みんながミルクをあげても、鼻水を吸い出そうとしてもやっぱりだめ。やがてハナちゃんは泣く力も弱まってきた。このままではハナちゃんが危ない!!。その頃魔女界では、女王とマジョハートが深刻そうに相談していた。呪いの森が突然女王の城の前に現れたばかりか、人間界と魔法界への扉がすべて閉ざされたのだった。そしてさらにハナちゃんの急病の知らせが入ったからだ。 | |
マジョハートもハナちゃんの熱は治せない。困ったどれみたちは女王様に何か方法が無いかを尋ねた。すると、 「ラ ブシュプリーム」というひとつだけ願い事をかなえてくれる花を見つけ出せば可能だというが、それは恐ろしい呪いの森にあり、しかも無償の愛を持つものにしか摘むことが出来ないのだという。 | |
さらにその森を作ったのは先々代の女王であり、その森に入って無事に帰ってきたものは居ないという。先々代の女王が呪いの森を作ったのには深く悲しいわけがあった。 人間を愛してしまった女王。彼と幸せな日々を送るが長くは続かなかった。というのも女王の座を降りたとはいえ彼女は魔女、寿命のある人間の夫のみならず子供とも死に分かれてしまう。その深い悲しみと後悔が人間界との交流を絶ち呪いの森を作らせたのだという。 | |
そんな恐ろしい森に入ればハナを助けるどころか、自分達も危ない。しかし、どれみたちの決心はもう決まっていた。「それでハナちゃんが助かるというなら」どれみたちが帰ってくるまでハナちゃんを守ることをマジョハートと約束し、4人で呪いの森に向かうどれみたちだった。 |