美空通信簿
第 3 話  泳いでナンボ! ~あいこのないしょ~ 2004/07/24
脚本: 成田良美  演出: 中尾幸彦  作画監督: 青山充  美術監督: ゆきゆきえ/塩崎広光
もうすぐ夏休みの登校日。この日はクラス対抗の水泳大会が開かれます。水泳の苦手などれみはゆううつそう。あいこは今日もMAHO堂の仕事を早めに終えて、市民プールに特訓に出かけます。クラス対抗リレーのアンカーに選ばれたあいこは、50メートルを泳ぎきらなければならないのです。しかし、あいこには、みんなにないしょにしていることがありました。何と、あいこはカナヅチ! 他のスポーツなら何でも来いだけど、水泳だけはぜんぜんできなかったのです。
あいこのいる5年2組は、水泳大会だけでなく、スポーツで1組に勝ったことが一度もありません。最初からあきらめムードのみんなに、あいこがナニワのド根性を叩きこみます。みんなはやる気になってくれたのですが、あいこは自分が泳げないとは言い出せないまま、アンカーに選ばれてしまったのです。どうしても50メートル泳げるようになりたい。お父さんまであきらめろと言うのですが、あいこは特訓をやめようとしません。今日も市民プールで泳いで(おぼれて?)いるところを、どれみに見つかってしまいます。
どれみたちはマジカルステージで子供用のビニールプールを出すと、体を小さくして水に飛びこみます。これなら思う存分に練習できる。張り切るあいこでしたが、水泳の得意なはづきが教えても、10メートルしか泳ぐことができません。足がつるまでがんばったあいこも、クラスのためを思って、アンカーを代わってほしいとはづきに頼むのでした。引き受けたはづきは、とても不安そうです。「私にアンカーなんてできるかな……」
いよいよ水泳大会当日。1組と2組の勝負は、クラス対抗リレーまでもつれこみます。ふるえる足でスタート台に立つはづき。1組アンカーの小竹を追い抜いてゴールに近づくけれど、最後の最後で足がつってしまいます。あいこがプールに入ってはづきを助けたせいで、結局2組は負け。みんながあいこを責めるのですが、関先生は言うのでした。水泳大会は練習の成果を見るもの。夏休みを通して、誰よりもがんばったのはあいこだと。納得し、仲直りした1組と2組。時々ケンカはするけれど、やっぱり同じ美空小の仲間です。