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5年1組の万田じゅんじと2組の万田ようこは双子の姉弟です。ある日、ようこがじゅんじに借りた洋服を着てグラ イダーの模型を買いに行った帰り道、自分と同じグライダーを作ることが趣味の6年生男子ともやと友だちになりました。しかし、その男の子はじゅんじの服を着ていたようこを男の子だと勘違いしてしているようです。 |
ようこは自分が女の子だとともやが知ったら、友達でいられなくなるかもしれないことを心配して、じゅんじのふりをして、自分が女の子であることを話せないでいました。 学校でもともやと話をしたいようこは、じゅんじに無理を言って、お互いの立場を入れ替えてもらうことにしました。 |
そんなことがうまくいくわけも無く、先生やみんなに入れ替わっているのに気付かれ、事情を知ったどれみたちは、ウソをきつづけるのはよくないと、ようこを説得するのですが、ようこはどうしてもその勇気が出ないでいます。 そこで、どれみたちは、ようこに正直になる勇気がわくように願いを込めて飛行機型のお菓子をプレゼントしました。 |
日曜日、相変わらずじゅんじのふりをしてともやの家に遊びに行くようこ。しかし、ようこが心配で様子を見に来ていたじゅんじがうっかりともやとようこの前に姿をだしてしまいました。ようこはともやにうそをついていたことを正直にあやまり、ともやもお互いをかばいあうふたごの様子をみて「ふたごっておもしろいなぁ」と、改めて友だちになることをようことじゅんじに申し込むのでした。 |