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どれみたち4人とももこはすっかり打ち解けて、登校も一緒にするようになりました。その日のホームルームでどれみは、ももこのピアスに関する事情を関先生やクラスメイ ト達に訴えます。マジョモンローとももこの交際の話を聞 くと、クラスメイト達の間からも、ももこがピアスをすることを認める意見が多く上がり、関先生も特別にももこのピアスを認めることにしました。 |
しかし、ピアスのことを最初に指摘した玉木麗香はそのことが面白くありません。そんな玉木の態度にももこも不快感を感じているらしく、「麗香はアメリカにいた時の感じの悪いクラスメイト、メアリーにそっくりだ」といい出します。そんな話をしながらどれみたちはお店に出すお菓子作りをしていたのですが、お菓子作りの経験がないどれみたちにももこはついアメリカ人らしい屈託のなさで、き つくあたります。 |
はづきたちとのコミュニケーションのことで悩むももこでしたが、思いがけずアメリカから届いたメアリーの手紙を読んで、相手の気持ちを思いやることの大切さを知りました。そして、麗香が塾で一人ぼっちにしている姿を見て、 麗香もメアリーと一緒で、ただ意地悪なだけの女の子でないと気付くのです。次の日、ももこは、はづきとおんぷに謝ります。昨日の体験があったからです。 |
そして、その日ももこのクラスでは学級委員を決める選挙があり、誰も投票しない麗香に一人だけ投票した人がいました。それはももこでした。驚くクラスメイトにももこは 「玉木さんは寂しいって思っている子の気持ちがわかるから」と。「それはない」というみんなにももこはメアリーの手紙を見せます。そこにはアメリカにいる時には気付けなかったメアリーの本心が書かれていました。ももこはこ れを読んでアメリカでの自分のあやまちに気づきます。 |