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先々代の女王様の妖精ババは急に風邪で倒れてしまう。どれみたちは魔法を使って小さくなって、悪戦苦闘しながらも何とかみんなで看病した。その甲斐あってか、ババは深い眠りにつくことが出来た。 |
眠りながらババは夢を見る。ババが見た夢は、先々代の女王様の孫娘ローラとの記憶だった。四女のローラは、当時猫の姿をしていたババのことが大好きで、先々代の女王様に織ってもらった猫柄のマフラーを大切にしていた。 |
ある日、森に出かけて嵐の中、迷子になってしまったローラを家に導き、風邪に飛ばされたマフラーを探してきた猫のババは熱を出して倒れてしまった。そんな猫のババをローラは懸命に看病する。熱が下がったババが目を醒ますと、看病に疲れて眠るどれみたちに気が付いた。 |
ババはマジョリカに、「先々代の女王様がローラとの幸せを呼び覚ます品が、猫柄のマフラーだ」という事をどれみたちに伝えるように頼む。それを聞いたどれみたちは、猫柄のマフラーを折り、またひとつ先々代の女王様の茨を取り除くことに成功するのだった。 |