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夏休みの自由研究に老人ホームのボランティアを選んだはづきは、クラスメイトの小川ゆうこと一緒に「美空ホープ」を訪ねた。役に立つ手助けがしたいと思う二人だったが、お年寄りたちは元気で、何でも自分達でやってしまうので、二人の出る幕はまるで無かった。 |
翌日、今度こそお役に立とうと「美空ホープ」を訪ねるはづきとゆうこ。二人を心配するどれみたちもこっそり後をつけてきていた。どれみたちはそれぞれおじいちゃんやおばあちゃんたちのしていることに興味を持ち始めて、お年寄りたちにいろんなアドバイスをもらって盛り上がった。 |
みんなはいつの間にかお年寄りたちに日が暮れるまで相手をしてもらった。そんな光景を見たはづきとゆうこは、お年寄りたちが「何かして欲しい」と思っているのではなくて、「何かすることが欲しい」と考えているんじゃないか、ということに気付くのだった。 |
帰り際、はづきがとってもいい事を思いついたとみんなに話しかける。それは子供たちみんなに「美空町のおじいちゃんおばあちゃんと一緒に遊ぼう」というビラを配って、「美空ホープ」に遊びに来てもらおうという提案だった。おジャ魔女たちはみんな賛成して、ビラを配ることにするのだった。 |