エピソード

第 48 話 ドキドキ全開!プリキュアVSキングジコチュー!

2014/01/19放送
脚本:山口亮太 演出:三塚雅人 作画:稲上 晃 美術:飯野敏典

胸に湧き上がる愛に苦しむキングジコチューから愛の鼓動が聞こえたというキュアハート。キングジコチューは完全に闇に支配されているわけではなく、そこにはまだ王様の心が残っている!? その王様を助けに行くというハートは叫びます。「私を誰だと思っているの?大貝第一中学生徒会長・相田マナよー!」と。その言葉に、中継を見ていた町の人たちはビックリ。しかし頑張る彼女たちへ向けて、町中の人たちが「頑張れー!」と応援の声をあげはじめ、その声はいつしか町全体から響くのです。
応援の声を受け、王様のドキドキを取り戻しに向かうプリキュア。次々に現れるジコチューたちの攻撃も神器の力を活用して撃退していき、ついにキングジコチューの口からその体内へと侵入を果たしました。しかしそこにも敵はいっぱい。ハートとエース、そしてレジーナとアイちゃんを先へと進めるために、敵の足止めにロゼッタ、ダイヤモンド、ソードは残って戦い続けます。そしてようやくハートたちは国王のもとへとたどり着きました。しかしそこにはキングジコチュー細胞が待ち構えていたのです。
キングジコチューの心臓の前まで来たハートたちを取り囲んだのはひとつひとつがキングジコチューでもあるキングジコチュー細胞たち。ハートたちはもちろん、敵を抑えていたプリキュアたちも苦しい戦いに。王女を助けるためにプシュケーを闇に捧げた国王はもう目覚めない、と高笑いするキングジコチュー細胞に「私の家族に手を出すな」と国王の愛の鼓動が届きます。家族を守ろうというその心が元凶だと叫ぶキングジコチュー細胞でしたが、「それは違う」とハートが立ち上がりました。
家族を想う気持ち、その愛を想ってキュンキュンするキュアハートの鼓動が高まり、愛が漲っていたのです。愛に罪はない。その心を利用する闇こそが悪いのだ、と愛の力でキングジコチュー細胞を圧倒するプリキュアたちは国王を取り戻します。ハートに火をつけられて姿を消すキングジコチュー。大貝町には青空が戻り、町のみんなにも笑顔が浮かびました。家族や学校の仲間がマナたちの元へと駆けつけ、戦いを終えたプリキュアを労っていたそんな時、小さくなったキングジコチュー細胞を手にしたベールが現れ、そんな小さな闇を飲み込んでしまい―――!

©ABC・東映アニメーション

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