エピソード
第 45 話 宿命の対決!エースVSレジーナ!
2013/12/22放送
脚本:田中 仁 演出:池田洋子 作画:山岡直子 美術:猿谷勝己
- 突然帰ってきたジョーに、彼がいなかったあいだプリキュアにどんなことが起きたかを次々に話す六花たち。しかしキュアエースの出現についてはアン王女から聞いていて知っていたとジョーは言います。姿を消していた間に自分も色々と動いていたと話す彼は、マナたちの前にひとつのラビーズを見せます。それこそが三種の神器の最後のひとつ・エターナルゴールデンクラウンだ、と言われて驚くマナたち。一体どこで手に入れることが出来たのか。ジョーは語りはじめました。
- 眠りの中からジョーを呼び、愛の切り札となる少女が目覚めようとしていること、そのためにアイちゃんが旅立つことを告げたアン王女。完全復活を目前にしているキングジコチューの復活を阻止するべく、ジョーもアン王女の言葉に従い、エターナルゴールデンクラウンを見つけ出したのです。早速ラビーズを使ってみるマナ。するとラビーズは黄金に輝く王冠へと姿を変えます。この世のすべての知識が詰め込まれているというクラウンは資格のある者にのみ知識を与えると言いますが、そのクラウンが亜久里の手の中で輝きだしました。
- クラウンは亜久里がこれまで見てきたトランプ王国やアン王女の戦いの記憶を次々に蘇らせ、亜久里は衝撃に気絶してしまいました。目覚めた亜久里は看病していたおばあさまに自分が何者であるか、どのような運命を持って生まれてきたのかを知ったこと、そしてその運命の重さに耐えきれないことを話して泣き崩れました。運命に逆らうことができなかったとしても、立ち向かい、切り開くことは出来る。おばあさまのその言葉に亜久里は目の輝きを取り戻します。もう迷わない。決心をした亜久里はその夜、ジョーと真琴を呼び出し、アン王女の氷を割って見せます。実はこの王女は影。ジコチューたちの目を欺き時間を稼ぐためのアン王女の作戦だったのです。
- 亜久里の話に衝撃を受けたジョーと真琴でしたが、レジーナと決着をつけるという亜久里の戦いを見届けるために彼女と共にトランプ王国へ向かいます。マナには話さずにレジーナと対峙するキュアエース。クラウンの知恵を得て真のエースとなったキュアエースとレジーナの戦いは三種の神器を持つ者同士の熾烈な戦いとなって2人は体力を消耗していきます。そこを突いて三種の神器を奪うべく動いたベールはエースとレジーナの両方を襲いますが、そこへキュアハートたちが駆けつけ、ジコチューを倒しました。なおもレジーナを倒そうとするエースの前に立ちはだかるハート。しかしエースは言うのです。自分とレジーナはアン王女から生まれた光と影。元はひとつの命であることを―――。