エピソード

第 35 話 いやいやアイちゃん!歯みがき大作戦!

2013/10/06放送
脚本:山口亮太 演出:芝田浩樹 作画:小松こずえ 美術:篝ミキ

鏡ラビーズの力で王女様と話ができた真琴たちは、アイちゃんには2つの使命があることを知ります。ひとつはプリキュアに力を分け与える妖精としての役目。そしてもうひとつは闇のパワーを封じ込めるシールドとしての役目。アイちゃんは光のパワーでジャネジーを抑えていたのです。そのシールドの力が弱まればジコチューの力は活発になるという王女。ではどうしてアイちゃんの力が弱まったのか。それはアイちゃんがいやいや期に突入したからだったのです。
いやいや期とは、赤ちゃんが最初に自己主張を始める時期のこと。あれもいや、これもいや、とぐずるけれど、それは心が成長するために必要なステップ。アイちゃんを明るく元気な子に育てて欲しいと王女はマナたちに託します。そんな王女との話を終えてから、アイちゃんに歯が生えてきたことに気づく六花。早速、アイちゃんに歯みがきをさせようとしていると、真琴の歯が痛み出します。それまで虫歯を知らなかった真琴は、磨き残しがあったために虫歯が出来てしまったようです。そんな真琴のためにマナたちはみんなで歯医者へと出かけました。
治療台に座る真琴は、そこで初めて、歯の治療では歯を削ったり、場合によっては抜くこともある、と聞いてびっくり。怖くなってしまった真琴は歯医者から逃げ出してしまいました。治療に戻ろうというマナたちの言葉を頑なに断る真琴に、亜久里は「子供のようだ」といいます。アイちゃんの母親代わりなのだから、お手本を見せないといけない、と諭す亜久里。その言葉に治療を決意する真琴でしたが、やっぱりどうしても怖くなってしまいました。
そんなマナたちの前に虫歯ジコチューが現れました。ハートたちは変身しますが、真琴はジコチューが出すドリルの音が怖くて変身ができません。さらにアイちゃんが泣き出してしまったことで、ジコチューはパワーを増幅させてしまい、ハートたちはピンチを迎えてしまいます。その時。歯の痛みに負けそうになる真琴を叱り飛ばすエースの言葉に気持ちを入れ替えた真琴はプリキュアに変身。新技・ソードハリケーンを操出し、そこからの波状攻撃でジコチューを倒しました。戦いを終え、無事に虫歯を治療した真琴と一緒に、アイちゃんも歯を磨くようになったのでした。歯は大事にね♪

©ABC・東映アニメーション

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