エピソード

第 26 話 ホントの気持ちは?六花またまた悩む!

2013/07/28放送
脚本:米村正二 演出:田中裕太 作画:小松こずえ 美術:冓 ミキ

将来は総理大臣になりたいとクラスで発表したマナを見ていた六花は、自分が本当に医者になりたいのか、医者であるママに憧れているだけか、と考えていました。放課後、みんなで話をしているときにもその想いを告げる六花。すると亜久里が「それは本当の気持ちではなかったということ」と登場します。「自分の本当の気持ちについて悩んでみたらいい」そう言い残して、亜久里は去っていきました。そんな彼女をなんでもお見通しな、不思議な存在だと話していたマナたちでしたが、両親が久々に帰ってくる六花は、マナたちに別れを告げ、家に向かいます。
リーヴァとグーラにコテンパンにされたイーラはイラついて空に浮いていたところを雷に撃たれてしまいます。その頃、家族団らんの予定が、両親の仕事の都合でひとりぼっちになってしまった六花は、気晴らしに海にやって来ました。生徒会に入ったのもプリキュアになったのもマナに憧れたから。医者を目指すのもママへの憧れ。自分自身の気持ちはどこにあるのか。悩む六花は、歩いていて倒れているイーラを見つけます。どうするか。一瞬、悩みながらもイーラを助ける六花。しかしイーラは記憶喪失になっていたのです!
記憶喪失のイーラを家に連れて帰ってきた六花は手料理をご馳走します。すっかり可愛らしい男のコになったイーラに困惑する六花とラケル。そしてさらに困惑するマナたち。そこへ亜久里がやってきて、早く手を打つべきと警告し、キュアエースに変身しイーラを倒そうとします。しかしイーラの前に立ちふさがる六花。そして彼女を信じるというマナたち。見極めましょう、とエースはその場を任せます。そこへグーラが現れました。
キュアダイヤモンドに変身した六花を見ていたイーラは少しずつ記憶を取り戻していき、ついには復活。「プリキュアを倒すのはこの僕だ」と力強く言うイーラの姿に、回復したことを素直に喜ぶダイヤモンド。怪我をしている人を助けたいという自身の願いに気づいた瞬間、ダイヤモンドの体が白く輝き、パワーアップ。そんな彼女にエースは「プリキュアたるもの、自分を信じ、決して後悔しない」とプリキュア五つの誓いのうちの一つを伝え、共にグーラを退けます。帰ってきた両親を前に改めて医者になることが夢だ、と胸を張る六花の表情はとても素直な笑顔になったのでした。

©ABC・東映アニメーション

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