エピソード
第 12 話 マナの決意!あたし弟子をとります!
2013/04/21放送
脚本:成田良美 演出:田中裕太 作画:上野ケン 美術:斉藤優
- 教室で話をしていたマナと六花と真琴の元へ突然「弟子にしてください!」と男の子がやってきます。彼は1年生の早乙女純。廊下で大量の本を運んでいるときにマナが、さっ爽と助けてくれた、と言う純。その瞬間のマナのまるで白馬の王子様のような頼れる姿に、自分もそうなりたい、と憧れを抱いたのだと話します。そんな純に「いいよ」と笑顔のマナ。純はマナの弟子になったのです。
- マナの弟子として、マナに付いて歩く純でしたが、次々に問題解決に動いて、休憩する暇もないほどのマナの行動力を目の当たりにして驚きを隠せずにいました。そんな純にマナは言います。「ありがとうと言われたり喜ばれるのが嬉しい」と。それでも純は「僕はヘトヘトでそんな余裕はない」と落ち込んでしまうのでした。そんな純に「お守りだよ」とジョーがラビーズをひとつプレゼントします。それを胸につけながらも、マナの言葉に困惑を隠せない純なのでした。
- 図書室で沢山の本を探すマナと純。誰かに相談されたときに参考になるような本だから、と大量の本を探しているマナを手伝う純を見てた六花たちは「よく続いている」と感心します。しかし純は元気がない様子。なぜなら純は、マナとの差をひしひしと感じていたからでした。「先輩よりも強くなりたい」。純の心にふと沸きあがった気持ちを見つけたイーラは、そんな純の心から闇のプシュケーを生みだし、それを飲みこんで変身してしまいました。純の望み。それはマナよりも強くなりたい。大きくたくましくなりたいというものだったのです。
- イーラに取り込まれた純に、「誰かの力になりたくて頑張っているマナの、一体何を見てきたのか」と叫びながら戦うソードやダイヤモンド、ロゼッタ。ハートも、自分も失敗したりもして、純と一緒なのだ、と語りかけます。その時。とどめを刺そうとしたイーラの動きを、純の心が止めます。純のハートを守るんだ。プリキュア4人は力を合わせてイーラを倒したのでした。後日、学校に綺麗な花壇が。自分のやれることをやるという純の手によるものでした。感動するマナ、六花、真琴。そんな彼女たちを見つめる謎の人物がいることをまだ気づいていないのでした――。