「櫻井孝宏が聞く!デジモンクロスウォーズ緊急座談会」第一回「主人公チーム」後編
11/10/20
- ※文中敬称略です。
- ※お集まりいただいた声優のみなさん、ありがとうございました!
■新シリーズの見どころ

櫻井:新しいシリーズが始まって、雰囲気もガラッと変わりました。せっかくなので、『ズバリここ!』という注目ポイントを皆さんに教えて頂きたいのですが。
井上:主人公が3人いるということで、それぞれの性格の違いやパートナーとの関係性だったりとか、三者三様なところが見ていて面白いのかなと。
櫻井:なるほど。確かに関係性は気になる。
井上:話数ごとに立つキャラクターも違ってくるので、バリエーションがあって飽きないんじゃないかなって思います。
櫻井:くーさんは?
渡辺:まだ、始まったばかりなので、ペアとしてもどうなっていくかもわからないところがありつつ…でも、基本的に頭の悪い役は大好きなので。
一同:(笑い)
渡辺:今、自分が必要だなと感じているものがある役柄というところもあって。
櫻井:くーさんがやりたかったテイストだったんですね。
渡辺:オーディションで手が震えすぎて、台本のノイズがすごくて…終わった後、受かると思ってなかったんですね。
後からマネージャーさんにも「震えすぎ」って言われちゃったくらい緊張しちゃって(笑)
もう、それくらいやりたかったんです。
櫻井:その気持ちが良かったんじゃないですか?
高山:だって、キャラに合ってるよ。
渡辺:ホントに? ホントに? 私、結構お調子者だから、テンション上がりますよ?
坂本:褒められて伸びるタイプだよ。うちのジェネラルに牛乳買わせに行かせたしね!
渡辺:違います違います! あれは、差し入れでアンパンを頂いて、「アンパンにはやっぱり牛乳がいいよね!」と雑談していたら、みなみさんが「ハイ、牛乳買ってきたよ」って…あれで1話のアフレコのプレッシャー、何倍になったと思います?(笑)
高山:「これ飲んでがんばれよ!」って言うつもりだったんだよ〜(笑)
坂本:しかももう、何種類も牛乳がありましたからね! 10種類近く!
高山:3種類、3種類。
一同:(笑)
渡辺:そこで「頑張らなきゃ!」って言ったら、千夏さん一言「いや、もっと頑張れ」って…。
坂本:「これ飲んだら頑張れるよねぇ?」って。
渡辺:やっぱり任侠ものだから。
坂本:まずは餌付け。
井上:メニューもアンパンと牛乳っていうのがいいですよね(笑)
櫻井:正に体育会系。「食ったからには分かってるよな?」みたいな(笑)。
渡辺:入部届にハンコ押します、バシッ!
櫻井:すでにチームワークはバッチリで、ステキなエピソードもたくさん出てきておりますが…。 どうですか? 千夏さん、みなみさん。もう積み重ね始めて55話近くになりましたけど…。
高山:楽しいよね?
坂本:うん、楽しいね。
高山:タギル、ガムドラモンだけじゃなく、新しいキャラクターがたくさん出てきますし。これからもっと色んなことも見えてきて、さらに楽しくなるんじゃないかな?
坂本:まだ、ほら、人間の子たち(リョウマたち)が謎じゃない? 「何なの?」「何をするの?」って感じで。
高山:それから前回と違うのは、チーム戦だったのが、個人戦になったところ。 パートナーデジモンと自分で力を高めていかなきゃいけないじゃない? そういうルールの違いも面白いよね。
櫻井:『タギルとガムドラモンが突っ走るのを、タイキとシャウトモンがフォローする』、 そういう展開があったりするじゃないですか。そういう前シリーズからの流れや変化は、見てて凄く面白いですよね。
高山:うんうん!
櫻井:このままの関係性でいくのか、それともここから大きく変わるのか…。色んな可能性が見えてきますね。
■パートナーに欲しいデジモンは?

櫻井:たくさんデジモンが出てくるじゃないですか? その中で、パートナーに欲しいデジモンっていますか?
井上:そんなの選べないです(笑)
櫻井:じゃあ、“お気に入りのキャラクター”とか、“ハントしたい”とか、そういう感じだと?
井上:もちろん、ガムドラモン!
渡辺:もし違うのを言われたら、どうしようかと思った(笑)
井上:どんどん可愛くなってくんですよ、子犬っぽくて。懐いてきて「あぁ、これは餌づけが簡単だな〜」とか。
一同:(笑)
櫻井:くーさんはどうですか?
渡辺:ガムドラモンは自分がやりたくてやってるし、すごく好きなので、やっぱりガムドラモンですね〜。私自身あんまり頭がよくないので、バカ×バカというコンビも、それはそれで面白いのかな。
坂本:前のシリーズをやってないからねぇ。
渡辺:意外とデスジェネラルとか合うかもしれないですよ!
高山:デスジェネラルはすごいよ〜、頭いいのもいるし。他にもすごいデジモンがたくさんいた!
坂本:イイ奴もいっぱいいたのよ? あと、どっかんどっかんってフザけたやつとか。
櫻井:それ、梁田さんのキャラですね。
高山:エンシェントボルケーモンね(笑)
櫻井:みなみさんはどうですか?
高山:やっぱりねぇ…シャウトモンが一番ですよねぇ
坂本:さすがジェネラル!
櫻井:パートナー的にはそうなっちゃいますよね。お気に入りのデジモンっていますか?
高山:自分のクロスローダーに入ってるデジモンは、全部好き! 今まで一緒に戦ってきた仲間だから、いつ出るの? いつ出るの?って思ってる。
坂本:バカばっかりの中でも、速水奨さんのワイズモンがいれば大丈夫!
櫻井:頭脳担当ですからね。
高山:ドルルモンも早く出てきてほしいねえ。
櫻井:ドルルモンもちょいちょい出てきます。あと、キュートモンもですね。
坂本:私はキュートモンかなぁ。
高山:キュートモンが欲しい?
坂本:うん、どこか痛い時とか治して貰ったりとかできるし。
櫻井:キュートモン、超便利ですもんね。
坂本:一家に一台あると、いいと思うな〜。
渡辺:ですねぇ〜。
高山:でも、ちょーっと機嫌損ねると大変だよ?
坂本:ちょーっと、めんどくさいかもね(笑)
櫻井:歌い始めると破壊活動みたいになりますからね。
井上:でも、法子さんですよね?
櫻井:そう。桑島法子!
井上:なら大丈夫です。
高山:そこが許せるポイントかい!
■自分は何ハンター?

櫻井:今回のシリーズ的には、デジクォーツでデジモンを捕まえる「デジモンハント」というキーワードが大きなポイントになってます。 次の質問はデジモンから離れてしまうのですが、普段の生活の中で、これには目がないとか、ついついこれは集めちゃうみたいな、そういうアイテムってありますか? 例えて言うなら、自分は何ハンターだと思いますか?
高山:ハンターとしての本能が無いんだよねぇ…。執着しないというか、なんというか。
坂本:でも、色々箱買いしてるし。
高山:某栄養ドリンク的なやつとか?
坂本:結構、お取り寄せをしてるよね。
高山:お取り寄せはやっぱり一気にドカッといっちゃうけどね(笑)
櫻井:”食”に関してのこだわりがあるんですかね?
高山:食べる物かなぁ、一番こだわりがあるとすれば。
櫻井:食べに行かれたお話をしてますよね? ちょっと遠出されたりとか。
高山:遠出はそうだね、するね。でも、ず〜っとカップラーメンでも生きていける。
渡辺・井上:えええっ!?
高山:全然平気!食べ続けられる。
坂本:でも、基本“肉”よね。
高山:そうだね。でもカップラーメンにもお肉入ってるし(笑)
櫻井:千夏さんは?
坂本:私は靴が好き。
櫻井:今日も可愛い靴を履いてらっしゃいますもんね!
坂本:うん、すっごい靴が好き。
櫻井:それはスニーカーでも何でも?
坂本:草履とかもあるし、たっくさん靴が家にあるの。「お友達来てるの? 今日」っていうくらい…。
高山:並んでるんだ、しまってあるんじゃなくて?
坂本:片付けてって、いつも言われてるの。
櫻井:ちなみにどれくらい持っているんですか?
坂本:…いや、そんなに。
櫻井:これは結構な数をお持ちな感じですね〜。
井上:部屋がまるごと、とか?
坂本:…靴が好きですっ!
一同:(笑)
櫻井:麻里奈はどう?
井上:…。
高山:すっごい悩んでるよ(笑)
井上:私もあんまり執着しないですね。コレクションとか集めていることが、何か面倒くさくなってしまって。
櫻井:サッパリしてるね。
坂本:合理的な考え方なんだね。
井上:でも、この流れで言うと洋服ですかね。ただ、あんまり置いとかないです。
坂本:捨てられるんだね…。
井上:捨てるか、誰かにあげるかです。

井上:櫻井さんは、ずっと取って置いてらっしゃると思うんですけど。
櫻井:「お前はどうせ取っとくんだろうけど」みたいな、上からの言い方でしたけど(笑)
渡辺:とばっちりだ(笑)
櫻井:僕も基本、人にあげますね。母親とか。
高山:なるほど。
坂本:でも、お母さんが着てるって思うと、何か嬉しいね。
櫻井:叔母にもあげます。
高山:もらってくれる人が多いと良いよね。
櫻井:「どうやって着てるの?」とか、よく聞かれます(笑)。あと、「趣味が悪い」とか(笑)。
渡辺:このドットも叔母さま、着る?
櫻井:叔母は迷彩のフリースとか普通に着てますからね。
高山:ステキ!
櫻井:人生はサバイバルですよ…。
高山:櫻井はクロスハートのオシャレ番長だもんね。
櫻井:いえいえ、そんなことないです(汗)。
井上:カバンください。
櫻井:…え?
高山:今のうちに言っといた方がいいよ!
渡辺:何かください!
坂本:何かちょーだい!
井上:あの青いカバンください!
櫻井:青いカバンくれって、ずっと言ってるんですよ。
高山:“予約済み”とか書いて、貼っちゃいなさい(笑)
櫻井:くーさんは何か集めているものってありますか?
渡辺:私も実はそんなに物に執着するっていうのがなくて…。
櫻井:皆さん、あんまりないんですね。
渡辺:ただ、物じゃないんですが、格闘技が凄く好きで、登録したケータイの有料サイトが凄い数になっちゃって…最近、少し間引きました。
櫻井:おお〜。
渡辺:最近スマートフォンに変えたんですけど、どうしても見たいサービスが普通の携帯でしか見られないので、両方持ってるんです。
櫻井:凄いですね!
渡辺:そのサイトが全部格闘技系なんです。◯◯プロレスとか、プロレス◯◯とか、格闘技○○とかで全部埋まってるんです。

渡辺:15件とか超えちゃって…いけないって思って減らしました。
高山:覆面とか集めちゃったりはしてるんじゃないの?
渡辺:集めたりはしてないですけど、覆面かぶって居酒屋に行ったりとかはします。
井上:えええっ!?
高山:ちょっと今度かぶって来てよ!!それで飲みに行こう!
櫻井:「マスクマンが来たぁっ!!」ってなりますよね(笑)
坂本:酔いつぶれても、私がカウント2.5で起こしてあげるよ。
渡辺:そこは2.9! カウント2.9でお願いします!
一同:(笑い)
櫻井:千夏さん以外は、皆さん、わりと物に執着がないんですねぇ。
坂本:ごめんね…
櫻井:いやいやいや! 僕も収集癖すごいので良くわかります!
井上:ああ、なんかわかる。
渡辺:すっごいわかる!
高山:こだわりありそうだよねえ。
櫻井:こだわりがあるんですけど、それが分かりにくいって言われるんですよ。「これはいい。でもこれは違う」っていう、その差がわからないと…。
渡辺:家に絶対ネット通販のダンボール有るでしょう?
櫻井:実はあんまり使った事無いんですよ。しこたま買っちゃいそうで怖くて。
坂本:本とかCDとかも買わない?
櫻井:あの、笑顔のダンボールが届くわけですよね。
坂本:こう横にピリピリ〜って開くやつ。
渡辺:割と箱おっきいので来ますよね!
坂本:みんな買ってるじゃん!(笑)