「櫻井孝宏が聞く!デジモンクロスウォーズ緊急座談会」第一回「主人公チーム」前編

11/10/14

  • ※文中敬称略です。
  • ※お集まりいただいた声優のみなさん、ありがとうございました!

■キャラクター名と自己紹介

櫻井 孝宏(以下、櫻井):デジモンクロストークです、これは。

高山 みなみ(以下、高山):おっ、うまいね! さすがだね!

櫻井:いま思いつきました!

一同:(笑い)

櫻井:第一回は主人公チームの皆さんに集まっていただきました。それでは、キャラクター名と自己紹介からお願いします!

井上 麻里奈(以下、井上):新キャラクターの明石タギル役、井上麻里奈です。よろしくお願いします! そして私の相方です。

渡辺 久美子(以下、渡辺):左に同じ、新キャラです!

高山:右だよ?

渡辺:あ、右? えっ?

坂本 千夏(以下、坂本):右に同じです〜。

一同:(笑い)

櫻井:さあ、盛り上がってまいりました(笑)

渡辺:はじめから先が思いやられます。ガムドラモン役の渡辺久美子です。

高山:前シリーズから引き続き、皆さん、ありがとうございます。工藤タイキ役高山みなみです。そしてマイパートナー!

坂本:はい。え〜、デジモン界のキングになりました。

高山・井上・渡辺:よっ、キング! 王様〜!

坂本:えっと…なんだっけ…? あっ、シャウトモンです!

高山:おいおい(笑)

坂本:シャウトモン役の坂本千夏です。よろしくお願いします。


■演じているキャラクターの印象

■ガムドラモン役の渡辺 久美子さん

櫻井:まずキャラクターについてお伺いします。ご自身が担当されているキャラクターにどんな印象を持っていますか?

井上:明石タギルは単純で直線…バカ…いや、いい意味ですよ!

坂本:バカばっかじゃん。(と、全員を指差す)

一同:(笑い)

井上:でもタイキさんはタギルから見たら、すごくお兄さんだなって思います。

高山:今は先輩でも元は君たちとおんなじだったからね。

坂本:私たちが、バカの道筋つけてますから。

井上:じゃあ我々も、成長したらタイキさんとシャウトモンのようになれる、ということですか?

坂本:バカの背中を見て育ち、ニュータイプのバカになる。

渡辺:カッコイイー!

井上:タイキさんとはちょっと違うタイプのおバカさんなのかな、という感じもしてるんですが。

櫻井:やっぱり違いますよね。4つぐらいに分けたら、同じところにいるかもしれないですけど(笑)。ガムドラモンはどうですか?

渡辺:今から弱音を吐くわけじゃないですけど…。

高山:いきなりか!?(笑)

渡辺:進化する前も、結構たくましくやってたんですけど…これから段々たくましくならなきゃいけないってことに気付きまして…。

櫻井:成長物語ですからね。

坂本:そうなんだけど、やっぱり、あ〜んなにおっきくなっちゃうと「えぇぇぇ〜っ!?」って思うよね(笑)

櫻井:ずいぶん変わりますもんね、超進化すると。


■工藤タイキ役:高山 みなみさん

坂本:あと、あんまり戦力じゃないもんとかいっぱいくっついちゃって。「最初からもう、強いやつ出せよ〜」って思うくらい。

高山:弱いのもいっぱい集まれば強くなる、みたいな。

櫻井:いやもう、デスジェネラルの皆さんは、しんどかったですよね。

高山・坂本:しんどかった〜!

高山:そういうしんどいのを乗り越えてくると、成長出来るから。

坂本:強くなれるよ、強くなれる!

井上:我々はまだ進化前ですから。

高山:まだまだこれからだよ。

櫻井:そうですよ。「とにかくおっきい声だしていこう!」みたいな(笑)

坂本:部活みたいなノリねえ。

井上:声出ししていこー!

一同:(笑い)

櫻井:タイキなのですが、新しいシリーズになって、立ち位置もちょっと変わったんじゃないですか?

高山:そうですね。熱血指導者のようになってます。もちろん、『ほっとけない』精神や、基本的な所は何も変わってないんだけど…。前のデジタルワールドで大変な思いをしてきたから、ちょっと達観してるとこもあるのかな。

櫻井:以前の自分を見てるような感じもあるんでしょうね。

高山:うん、それもあるよね。タギルにしてもガムドラモンにしても、見てると誰かを思い出しちゃうんだよね。「やめろ!」って言ってるのに突っ込んでったアイツとか、「止まれ!」って言ってるのに止まらない奴とかさ(笑)

櫻井:まさしく"ほっとけない"って感じですよね。

高山:うん、ほっとけない。

櫻井:でもまあ、パートナーがキングですから。

高山:キングだもんね! おっきくなったね〜(笑)


■シャウトモン役:坂本 千夏さん

櫻井:どうですか、キングになられたご感想は。

坂本:なんか大きい男だなと。ついこうね、「あ〜!」ってこう(扇子であおぐ真似をしながら)ちょっとこう、新橋チックっていうかね。

櫻井・高山:新橋?

坂本:新橋チックになったり、時代劇チックになったりしちゃうんですけど、まあなるべく、格調高くね。

高山:でもやっぱ、貫禄あるよね。

櫻井:見た目にも!

坂本:もう、色々と貫禄が…(と、自分のお腹の肉を掴む)

櫻井:いやいやいや!(笑)

高山:千夏姉じゃなくて、シャウトモンだってば!

坂本:まあ、やっぱり大人っぽくなりましたよ。自分の若い時を思い出す感じで、「お、がんばれよ!」って感じがありますね。みんなも多分そうだと思うけど。

高山:デジタルワールドと人間界って、時間の進むスピードが全然違うからね。ものすごく長い時間を過ごしてきたんだけど、人間界ではほんのちょっとしか経ってない…それだけ濃い時間だったんだよね。

櫻井:どんどん仲間が増えて、X3になってX4になって、最終的にはX7とかになっちゃって。クロスしたら僕らは「(坂本さんに)お願いします!」状態になるんで。楽してすみません(笑)

高山:クロスしちゃったら、あとはシャウトモンよろしく!だもんね(笑)今回のシリーズの楽なところは、世界や命がかかってないとこかなぁ。

櫻井:結構その辺もリアルにシビアに描かれていましたからね、前のシリーズって。

高山:今は「これで地球が終わってしまう!」って言うような話じゃないしね。

坂本:近距離な感じ。「近所のミヨちゃん」みたいな(笑)

高山:そうそうそう。

渡辺:だからオーディションの時に、可愛らしくやるのと2種類やったんですよ。でも、結局、どっちでやるか聞き忘れちゃったんですよねえ。

井上:もう数話経っちゃいましたよ!(笑)

渡辺:ただ、やっぱりお話とか言い回しというか、千夏さんの背中を見て、これはベタな任侠ものだなって。

坂本:すいませんねぇ。

一同:(笑い)

渡辺:カワイイとかカッコイイとかだけじゃなく、ちょっと小賢しい感じというか…。

坂本:「トンズラしたいよ」とか、中学生が言うもんね。

高山:確かに。

櫻井:トンズラ…久しぶりに聞きましたよ。

坂本:なんかこう昔聞いたことのある、大衆演劇とかにあるような、懐かしい言い回しが散りばめられてますよね。

櫻井:かっこいい男言葉ですよね。


■新メンバーの加入について

■アスタモン役:櫻井 孝宏さん

櫻井:新しいメンバーが加わったことについて、まずは千夏さんとみなみさんにお伺いしたいのですが。

高山:前回は夏の合宿所みたいだったけど、今回はなんか女子校みたいで、すごいフレッシュ! スタジオ、いい匂いがする。

坂本:いい匂いするー!

渡辺:それ、前はどんな匂いがしたんですか?(笑)

高山:だから夏の合宿所…体育会系むんむんの…。

櫻井:汗臭いってことですね(笑)

坂本:しかもちょっとおじさんたちが…ほら、強い敵と闘ってたから…。

高山:そう、男子率が高かったのね。今度は女子率が高いから、スタジオがお花畑みたい!

渡辺:じゃあ、前のシリーズの方がもっと任侠だったっていうか…。

高山:ゲストの方に「おはようございます」って言った途端に、「勝てねぇ!」って思った(笑)

櫻井:何せ「デスジェネラル」でしたからね。

井上:「デスジェネラル」って名前がいいですよね。

渡辺:デスジェネラル!

高山:言いにくいし(笑)

櫻井:それが最終的には7人も出てきて、なんだったら"合体しちゃう?"みたいな展開で。

高山:なんで合体!?(笑)

櫻井:戸惑いとかはなかったんですけど、「こうも変わるもんか」とは思いましたね。


高山:空気が違うってすごいよね。

坂本:一気に変わったもんね。

櫻井:仲間は今後も増えていく可能性が…。

高山:また大声コンテストになっちゃう(笑)

櫻井:前の人より大きな声を出そうみたいな感じがありますもんね(笑)

坂本:1話はすんごいみんな張り切って、本気で「これでもかー!」って、「あ、元気だな〜」と。

高山:1話はすごかったねぇ〜(笑)

櫻井:見てくれているチビっ子たちは、きっとそういうの大好きですよ。

坂本:目が覚めると思う!

櫻井:ええ、朝からもうバチッ!っと(笑)

高山:爽やかに起きていただく感じで。

坂本:力技でね。

一同:(笑い)

櫻井:くーさん(渡辺さん)も仰ってたように、今回のシリーズでも、多分色々と出てくるんじゃないですか?。

井上:もっと声の大きい方が!?

櫻井:ハントしたくなっちゃうような、強いヤツらが。

坂本:そうだね、どんどん。

渡辺:そういうのハントしてきて、王様になったんですもんね。

高山・坂本:オレ達は「ハント」じゃなかったからね!

櫻井:もう殴り合いです。

高山:ホントに肉弾戦だった。

渡辺:第1話とか、「このぐらいじゃなきゃおもしろくねぇ!」とかいってグッとか立ち上がるじゃないですか。そういうなんかちょっと乱暴なのがすっごくやりたかったので、自分としては、めちゃくちゃワクワク感があるんですよ。

坂本:「ボロボロになっても立ち向かっていく」みたいなやつ、気持ちいいよね!

高山:きっと成長していくストーリーだと思うから、二人にもこう、色々あるんじゃないの?


櫻井:タギルはもう、名前がタギル(滾る)だしね。

井上:タギってますよ! 思春期の少年だし、もうパワーたぎってます!

櫻井:負けずについていってる感じが頼もしいんだけど、もの凄く大変なんだろうなと…。

井上:そうですね、非常に色々なプレッシャーを背負って…。

渡辺:そうなの?

井上:はい、実はこっそり…(笑)

櫻井:大きな作品だしね。

井上:本当に、決まったというご報告を頂いた時には「こりゃ戦いが始まるな」と。

櫻井:オーディションはどんな感じで?

井上:とにかく「タギってこう!」と思って。名前の通りに、真っ直ぐに、もう何も後先考えないでぶつけてみよう!っていう気持ちでやってみました。

渡辺:男の子役は初めて?

井上:いえ、初めてではないんですけど、あんまりこういう…何て言うんでしょうね…。

櫻井:「バカ!」みたいな。

井上:「任侠だぜ!」みたいな。

櫻井:言いたいだけでしょ(笑)

井上:そういうキャラはあまり演じさせて頂く機会がなく、先輩方の築いてきた歴史に傷をつけてはいけないみたいなプレッシャーを感じています

高山:大丈夫、考えなくても(笑)。

井上:今では力入れすぎも、よくないんだなーって思います。

坂本:力入ってたと思うよ〜。第1話はもう、全員こ〜んな青筋立てて、真っ赤になって、肩こ〜んなになって、すごかったもん! どんどんどんどんどんどんどんどん、「誰か抑えて!」って感じでね(笑)

(前編・了)

 
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