エア・ギア 制作スタッフインタビュー


CHECK IT ザ・トリックパース!

亀垣 一監督とキャラクターデザインを手がけた佐藤雅将氏が語る『エア・ギア』の注目ポイント。
ファンならこのトリックパースを見逃すな!

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VOL.04
  監督 亀垣 一
キャラクターデザイン 佐藤雅将
PhotoQ:印象に残っている部分を教えてください。

亀垣:5話のバトル終結後、後半にかけての流れですね。このエピソードでは、終始ミカンのキャラが立ってましたからね。個人的には特に、ラストカットの階段を上ってきたシムカとミカンが対峙するシリアスなシーン。階段を上りながらシムカと話しを始めて、「オレたち、敵か?」と訊ねるあたりまでが大好きです。あそこはシーンの切り方から何からおすすめの見どころです。

佐藤:レザボアドッグスのリーダー・犬山のリーゼントですが、原作では犬の顔になってるんですよね。そこを描き込めなかったのが、心残りといえばそうでしょうか(笑)。それ以外で印象に残ったのは、序盤では2話。エア・トレックはバトルもアクションもあるけどケンカではない、といった明確な違いを初めて描いたエピソードですからね。DVD版のリマスター時には手を入れ直すことができたので、少し肩の荷が下りた思いです。

亀垣:一見するとエア・トレックにルールはあるのか? と感じさせる部分ですが、あくまでもルールに則った競技だよという視点ですね。アニメ放映分でも、今後ベヒーモス戦で描くことになりますが、最後は素手の殴りあいで勝敗を決めている。ここまでくると原作漫画の演出的なアイデアも大きいんですが、受け手にルールやレギュレーションがあるんだ、と納得させている点がすごいですね。

Photo Q:そのほかアピールしておきたいポイントは?

亀垣:僕はキャラでいうとオニギリたちのほかにもカズが気に入ってるんですが、その意味では11話もおすすめです。イッキのために昔のケンカ仲間との因縁をたった一人で解決しようとするカズの姿がカッコいいですね。今回『エア・ギア』は、原作漫画の1話分で放映1エピソード分を区切るといった形式にしないで、可能であればプラスアルファの要素を織り込むペースでアニメ化できたので、非常にテンポよくストーリーが展開してくれました。

佐藤:7話がちょうどその典型ですね。ブッチャが支配していた前チーム・夜王との決着から河川敷でのイッキとリンゴのツーショット、そして後半のギャグパートと盛りだくさんの内容で。ていねいな仕事をしてもらって、安心して見られる部分の一つです。それとイッキたちの担任・トンちゃん先生の登場シーンは、何というかなごみますね(笑)。

亀垣:教師といえば学年主任の折原先生もいい味出してます。先生メインのエピソードは8話ですが、折原先生は11話でも空手着で再登場してますね。卒業生たちのお礼参りを素で撃退してそうな雰囲気が何とも(笑)。両先生とも隠れた人気が出そうなキャラです。

Q:ちなみに、お色気シーンなどの自主規制(仔ガラス・クゥの目隠しマーク)はDVD版でのみ外れるんですよね。

亀垣:これがある意味の映像特典ですね(笑)。やはり皆さんのお手許に置いて楽しんでいただきたいです。