各話あらすじ
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各話あらすじ
第 9 話  『Trick:9』 2006/05/30
脚本:小中千昭 演出:布施康之 作画:江上夏樹 美術:飯島由樹子
ストームライダー・チーム『スカルセイダーズ』のリーダー『間垣』は、イッキに敗北した事で荒れていた。しかもチーム解散が彼の立場に追い討ちをかけ、今までツケで呑んでいた分も請求される始末…。それもこれも、すべてイッキに敗北したせい。「復讐だ」…自分の二倍はあろうかという体格の用心棒たちを、たったひとりで叩きのめす間垣。そして今度はイッキに牙を剥こうとする。だがそんな彼を一撃でブチのめす人物がいた。彼の名は『アギト』…眼帯をした少年で、相手をツブす事で快感を得る凶暴な少年だった。
その頃、自分たちのチームをつくる準備を進めていたイッキたちは、新たなメンバーを加えるべく、その人材探しに躍起になっていた。何しろチームとして成立させるには、最低でも五人は必要。イッキ、カズ、オニギリは決定だとしても、あと二人、どうしても必要だったのである。ネットで見つけたという情報を携えたリンゴがやって来たのは、まさにその最中の事だった。どうやら今夜、『近鉄ブルズ』なるチームと、『AGITO』なるチームがパーツ・ウォウをするらしく、その観戦を誘いに来たようなのである。
「チームを作るなら、人の試合を観るのも大事っしょ」…リンゴの誘いを受け、トンちゃん先生の車でその場所へと向かうイッキたち。メンバーは、イッキ・カズ・オニギリ・リンゴに加え、リンゴの親友で、マネージャーのような存在になりつつある『安達絵美里』『中山弥生』のコンビ、そしてブッチャだ。「よく来たな、ベビーフェイス」…いつの間にかイッキにつけられたニックネームで、親しそうに話しかけてくる人物…。今やすっかり有名人となったイッキを出迎えたのは、ブルズのリーダー『徳俵権蔵』だった!!
権蔵がイッキを知っていたのは、かつて戦った『レザ・ボア・ドッグス』のリーダー『犬山』と親友の関係にあったからだった。犬山とは、共に頂点を目指した仲。そして今、権蔵はAクラスまで上り詰め、あと一歩…あと一歩で『夢』を掴むという所まで来ている。だがその夢の前に立ちはだかったのが、たった二人だけのチーム『AGITO』であり、間垣をブチのめしたアギトとその兄だった。本来ならば五対五で戦うはずのAクラスのチームバトル『バルーン』。だがAGITOは、アギトたったひとりで圧倒的な力を見せ付ける!!
(C)大暮雅人・講談社/マーベラスエンターテイメント・エイベックス・エンタテインメント・東映アニメーション