各話あらすじ
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各話あらすじ
第 24 話  『Trick:24』 2006/09/19
脚本:小中千昭 演出:前島健一 作画:桝井一平 美術:飯島由樹子
修学旅行で京都にやって来たイッキたち。だがそこには、アイオーンが会わせたいと考えていた、4人の王のひとり『轟の王・ヨシツネ』が待ち構えていた!! 関西のストームライダーを、たった3人で統率しているという『トライデント』の総長ヨシツネ…。だが今、関西は、ジェネシス新総長を襲名したイッキに反発し、揺れ動いている真っ最中。トライデントの3人の統率者の一人、美女ライダー『ヨシツネ』のように、イッキに好感を持ちつつ、新総長就任には懐疑的という複雑な立場を取る者も現れ、チームとして岐路に立たされていたのだった。
女子生徒の『絵美里』と『弥生』、そしてアキトが連れ去られたのは、そんな中での出来事である。二人を連れ去ったのは、昨夜、夜遊びに出たイッキたちを襲撃した、トライデント傘下のチーム『士魂(サムライスピリッツ)』。報復か? それとも…。だが今は、とにかく追いかけなければ!!  リンゴと共に、逃走車輌を追撃するイッキ。その中で彼は、こっそりと事態の推移を見守っていたヨシツネのちょっかいで、意外な事実に気がつく。今までのような走り方では、無駄な動きばかりでまったく非効率。そのせいで、出るはずのスピードが出なかったという事に…。
スピードを出すには、これまでとは違った『走り』をすることが重要…。それに気付かされたイッキは、驚異的なスピードで逃走車輌を追い上げた!! だが、追っていたのは、車種がまったく同じの囮。まんまとヨシツネにハメられたのか…。立ち尽くすイッキ。そんな彼を、ヨシツネ自身が誘う。「ほな、人質のところまで行こうか…新総長はん」。向かった先は、トライデントの総本部『鬼三叉三十三間堂』。つまり、やつらのホームグラウンドだ。そこでイッキたちは、3人の幹部の最後のひとり、『ハタケヤマ』の正体を知らされる。
何と、ハタケヤマは実在しない人物だった!? それは個人の名称ではない。傘下のメンバーがネットに書き込みをすることで、ハタケヤマなる人物が存在しているかのように見せかけていただけだったのだ。つまり、倒すべき幹部メンバーは、ヨシツネとベンケイの二人だけ…。「ならば…」…とイッキは、彼の挑戦を受けることにする。バトル方式は、『鬼三十三間堂』。33人の仲間たちを寝かせ、その上を跳び越すという荒業だ。一歩間違えば、仲間を殺しかねないバトル。それに、轟のレガリアで挑むというヨシツネ。果たしてイッキは…!?
(C)大暮雅人・講談社/マーベラスエンターテイメント・エイベックス・エンタテインメント・東映アニメーション