第 9 話 2003/06/01 第三の術ジケルド!

脚本
大和屋暁
演出
志水淳児
作画監督
山室直儀
美術監督
渡辺佳人

おい、起きろ!凄いぞガッシュ!!清麿の興奮気味の声に起こされるガッシュ。赤い本の次のページが読めるようになっていたのだ。コルルとの悲しい別れ以来、ガッシュは強くなりたい、と思うようになっていた。さっそく第三の術の特訓に行くが、なかなか発動せず落ち込むガッシュ。 そんな二人の前に魔物フェインとそのパートナー清兵衛が現れる。

街中でも平気で攻撃して来たフェイン、魔界の王になったら自分の思い通りにすると言う。彼には優しい王様を目指す気など無いのだ。フェインをここで倒さなければ、本当に王になってしまうかもしれない・・・「おまえを王様にさせるわけにはいかぬ!!」フェインを倒すべくガッシュは電撃を放つが何故か当たらない。フェインは超高速移動ができる魔物だったのだ。

攻撃が当たらなければフェインを倒す事など出来ない。スギナとの戦いで使ったフォーメーションも破られてしまう。負けるしかないのか・・・!?清麿は思った。だがガッシュは諦めなかった。自らが清麿の盾となってまで勝とうとするガッシュに清麿は勇気をもらう。そして第三の術、ジケルドが発動する。

ジケルドは相手を電気で磁石のようにし、拘束してしまう技だった。超高速移動のフェインもついに拘束される。「二人でもっと強くなろう」戦いの後、清麿にそう言われたガッシュはもっと強くなって優しい王様になる事を決意するのだっだ。