第 52 話 2004/04/11 愛しのガッシュ!私はパティ!

脚本
大和屋暁
演出
地岡公俊
作画監督
浅沼昭弘
美術監督
清水哲弘

今日は清麿の学校の体力測定の日。ガッシュはさも当然の様に一緒に行こうとするが、清麿はバルカンを天井に撃ちつけさっさと登校しまう。測定が始まり、金山、山中、岩島の三人が清麿に勝負を挑んで来た。今日だけやたら豪華な給食のおかずを賭け、今、熱き男たちの戦いが始まる・・・!!一方その頃、近くの川辺を歌いながら歩いていたキュートな魔物の女の子・パティ。そしてその本の持ち主のウルル。実はパティは、かつて魔界でガッシュと出会い、魚を捕るガッシュの姿に一目惚れをしたのだった。

ガッシュと人間界での再会を夢を見、ついに日本へとやってきたパティだったが・・・。王を決める戦いが始まり、 二人は今や敵同士。自分の悲劇のヒロインっぷりにうっとりしていたその矢先、清麿の学校に行く途中だったガッシュとばったり出くわす。運命的(?)な再会を無事果たし、 感激しているパティにガッシュは一言、「お主は一体誰なのだ?」魔界の頃の記憶がないガッシュはパティの事を覚えているはずも無く、そう言い残しその場を去ってしまう。ガッシュの言葉に愕然とするパティ。そして、そのシ ョックを凄まじい怒りへとかえ、修羅の如き形相でガッシュを追い掛ける!

最愛の恋人の顔を忘れるなんて許さない!!!わけもわからぬままパティに追い回され、清麿の学校に逃げ込むガッ シュ。そしてパティも後を追い教室に乱入!クラス中が大パニックの中、清麿はパティが魔物の子であることに気付 く。ここでは戦えない・・・魔本を手に、清麿はガッシュと共に教室の外へと逃げ出した。学校中を走り回り、ガッ シュ達をとうとう人気の無い空のプールへ追い詰めたパティとウルル。清麿はガッシュは今、魔界時代の記憶を無くしていると誤解を解こうとしたのだが、ガッシュの「おぬ しなど知らぬ!」発言によりパティの怒りは頂点に!!

「アクル!」パティの手から生み出された水の攻撃がガッシュと清麿を吹き飛ばす!ザケルで反撃を試みる清麿だったが、水の盾・アシルドによって電撃は吸収されてしまう。しかもその電気を帯びた水はアク・スプレイドにより清麿達へと返って来た!!自らの放った電撃によりダメージを受けてしまう二人。これほど相性の悪い相手がいるなんて・・・!さらにウルルは「オルダ・アクロン」を唱え、何本もの水の柱が清麿たちに襲いかかる!!最悪の相性の敵・パティ。絶体絶命のピンチにどうする、清麿・・・!?