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第 46 話 |
2004/02/29 |
メルメルメ~!ウマゴン危機一髪!? |
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脚本
広平 虫 |
演出
佐々木憲世 |
作画監督
上野ケン |
美術監督
清水哲弘 |
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バリーに敗北したガッシュと清麿。未だ癒えぬその傷は二人から気力を奪っていた。ガッシュが心配で仕方の無いウマゴン。そんな彼にガッシュは部屋を貸してくれと頼む。 貸したはいいが、なかなか出てこないガッシュを気にし、 こっそり中を覗くと・・・ガッシュは涙を流していた。バリー に負けた悔しさに声を殺し、ボロボロと泣いているのだ。 ガッシュ達が必死に戦っている間も自分だけが平穏な日々を過ごしている事に激しく自己嫌悪し、一緒に戦ってくれる本の持ち主を探すため、ウマゴンは魔本を背負い街へ繰 り出す!! |
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街に出たはいいが道行く人々はウマゴンの魔本を読むどころか相手にさえしてくれない。その上魔本はふんずけら れ、途方に暮れるウマゴン。しかし魔界にいた頃、思い描 いていたウマヅラの本の持ち主を思い出し、ちょっとやる気をとり戻して再び街を彷徨う。そしてウマゴンが通りがけに発見したその人・ドロンマはウマゴンが思い描いた理想の本の持ち主そっくり!感激のあまり飛びつくウマゴン。しかも差し出された魔本をじっと見つめ、これは・・・! と何かに気付いた様子。これでやっと本の持ち主が見つかった・・・!? |
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貧しい人たちにプレゼントを配る仕事をしているというドロンマは、その仕事を手伝って欲しいという。ウマゴンを探しに来たガッシュも加わり、張り切ってドロンマの仕事を手伝うウマゴン達。街中の宝石店に次々と忍び込んで は、プレゼントと称した袋を担いで戻ってくる。実はドロンマは泥棒だったのだ!彼を「いい人」だと信じて疑わない 二人はドロンマに連れられ、今度は警戒厳重な屋敷に侵入する事に。しかしウマゴン達は足を引っ張ってばかりで、 お目当てのダイヤを手に入れた時には屋敷はすっかり警察に包囲されていた。 |
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逮捕され連行されようとしているドロンマを、必死になってかばうウマゴン。自分は泥棒なんだよと告げてもまだ信じてくれるウマゴンに、信じてもらうに相応しい人間になると言う。元々ドロンマはウマゴンの本が読めたわけではなく、彼の見たページにハエがつぶれて死んでいたのを気 にしていただけだった・・・。呆然とパトカーを見送るガッシュ達。「ウマゴンにもきっといつか素晴らしいパートナーが現れるに違いないのだ。」その言葉にウマゴンの瞳から一粒の涙がこぼれる。ガッシュに元気付けられ、一人と一匹は高嶺家への帰路へ着くのだった。 |
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