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第 25 話 |
2003/09/28 |
決戦! 勝利への執念 |
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脚本
山田隆司 |
演出
地岡公俊 |
作画監督
山室直儀 |
美術監督
渡辺佳人 |
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清麿とガッシュの前に、アポロとロップスが立ちはだかる。 ラシルドで跳ね返した岩石でさえ、アポロはすばやく身を かわした。それならば……清麿は気合を込めて叫んだ。「第四の術!バオウ・ザケルガ!!」 しかし、その声は空しく木霊するだけ。焦る清麿に、ロップスの放った巨岩が迫る。間一髪、ガッシュが生身のタックルでそれを防ぎ、弱気になる清麿を叱りつけた。コルルとの約束を忘れたのか、私を優しい王様にしてくれるのではなかったのか、と。 |
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清麿とガッシュの反撃が始まる!心の通じ合った攻撃、 勝利への執念。一瞬の隙をついて、ついにロップスにダメー ジを与えることに成功した。 けなげに立ち上がるロップスに、ガッシュが呼びかけた。 「そこまでしてこの戦いに勝ちたいのは、どうしてなのだ!?」 ロップスが戦う理由、それはかつて自分の本の持ち主だっ た、幼い姉弟のためだった。国境を封鎖し、自由を奪ったフェンスのせいで、ロップスは姉弟と離ればなれになり、 新たに本の持ち主となったアポロとの旅を始めたのだ。 |
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自由な王様になりたい!アポロとロップスは最大の技、 ディノ・リグノオンで巨大な岩を持ち上げる。 優しい王様になるんだ! 清麿とガッシュも、最強の技を 繰り出す。 「バオウ・ザケルガ!!」 ガッシュの口から電撃の竜が飛び出し、巨岩に喰らいつき、粉々に噛み砕いた! |
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爆風で吹き飛ぶ清麿。まだ戦わなければ……しかし、力を使い果たして動くことが出来ない。 青空のように爽快に笑うアポロも、同じく力を使い果たしていた。「決着はまたにしようよ」 ガッシュとロップスは友達になり、清麿はアポロを自宅に誘った。必ず行くと約束するアポロ。 しかしロップスは気まぐれで、清麿の家の方とは違う道を選んだ。アポロもまた自由を求める旅を続けようと、町を後にするのだった。 |
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