第 130 話 2005/10/30 ブザライ猛攻 ディオガ対バオウ 逆転への連鎖

脚本
大和屋暁
演出
地岡公俊
作画監督
上野ケン
美術監督
渡辺佳人

「この勝負の行方は…どちらが最後の術を、よりうまく使うかにかかっている!!」…清麿&ガッシュ・フォルゴレ&キャンチョメ組と、キース&ベルン・カーズ&ブザライのバトルは佳境を迎えていた!! キャンチョメの新たな術による分身攻撃を『予想以上の戦闘力』と高く評価し、効果的な戦略を練る清麿。キャンチョメ本体だけならば、術なしでも倒せると余裕を見せるキース。互いに心の力が尽きかけている状態であるとは言え、それぞれが「自分たちに有利な状況にある」と確信し、一気に決着をつけようとしていた!!

この戦いの行方を左右するのは、まちがいくキンチョメの存在にある。そして今、蓄積されたダメージで動けずにいたキャンチョメを倒そうと、キースが一気に跳躍した!! もはやここまで…!? 覚悟するキャンチョメ。それを救ったのは、やはりダメージを負って立つのも困難だったパートナー・フォルゴレだった!! これで一気に攻勢に出たキャンチョメは、同一体である分身たちの特性を活かし、目を見張るばかりのコンビネーションでブザライの巨体を圧倒する!! しかしそれはキースの策略により覆されることに…!?

キースは清麿たちが勢いづく裏側で、人知れず彼らの背後を取ることに成功していた。そしてブザライにダメージを与えられながらも、まんまと分身やガッシュたちを一箇所に集めることに成功する。このままでは、攻撃力最大の術で一気に殲滅させられることは必至…!! ザグルゼムでバオウを強化し、一気にキースたちを倒そうと考えていた清麿は、思惑が外れたことで作戦の建て直しを計られてしまった!! どうにかキースをブザライたちの近くに誘導したい清麿だが、それよりも早くカーズがブザライの術を発動して…!?

ブザライのディオガ級の術を防いだのは、キャンチョメの分身たちによる身体を張った壁だった!! さらにキャンチョメは、この僅かな時間稼ぎを有効に使い、ずっと壁の陰に隠れていた分身のひとりに指示。キースを捕え、ブザライたちの方向に投げ飛ばさせた。お陰でバオウを使うことができた清麿は、キースを撃退し、ブザライを魔界に帰すことに成功する。一方、恵&ティオ・サンビーム&ウマゴン・エル組も、新たな刺客とバトルを展開していた。その刺客の名は「チェリッシュ」!! しかも、ウォンレイまで現われて…!!