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第 121 話 |
2005/08/28 |
目覚めよジェラシー 怒れる女神 チャージル・サイフォドン |
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脚本
千葉克彦 |
演出
今沢哲男 |
作画監督
伊藤智子 |
美術監督
清水哲弘 |
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清麿・ガッシュ・ウマゴン、そして恵とティオの前に現れたのは、ウサギ耳にサル顔の魔物「モモン」とそのパートナー「エル」だった!! エルはシスターで魔界の王を決める戦いを止めさせようとしているのだが、肝心の資格所持者であるモモンはイタズラばかりでどうしようもない。しかも魔物や魔界に関する存在を敏感に察知できるらしく、これまで一度も魔物と遭遇せずに逃げ回っていたらしいのだ。そのくせエッチなイタズラが大好きで、ティオのスカートをめくっては彼女を激怒させる。 |
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モモンに激しい怒りを燃やすティオに、もはや恵や清麿の言葉は耳に届かなかった。モモンを倒そうとひたすら術をブチかまそうとするティオ…。清麿やガッシュたちも、彼女の逆鱗には触れまいと、ただギャラリーとして見守るだけである。一方のエルたちはと言えば、すばしこく逃げ回るモモンに対し、一度も戦ったことがないエルはティオの術を目の当たりにして足がすくんでいる様子。しかも、使ったことのない術がどんな効果なのかさえ知らずに、ティオの暴走を止めようと抵抗の構えを見せていた。 |
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恵が手にした本を奪おうと、術でモモンの手を伸ばしたのに、当のモモンはティオのスカートをめくるだけ。しかも苦し紛れにエルが唱えた術で地中にもぐっては、そのまま逃亡しようとする。さらに相手をスローモーションにする術をティオにかけ、今度はじっくりと彼女のパンツを鑑賞…。攻撃すればエッチなイタズラ、別の術を使えば逃亡…もはやモモンのペースに翻弄されるだけのティオ。洗濯したてのパンツも、モモンに奪われたまま返してもらえず、ティオの怒りはついに頂点に達する。そんな彼女の本に第六の術が浮かび上がった…!! |
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「唱えるのが怖い」…パートナーの恵にさえそう言わしめるティオの怒りのボルテージは最高潮。それでも彼女の鬼気迫る勢いに押されるまま、恵は新たに加わった第六の術「チャージル・サイフォドン」を唱えた。それは一見サイフォジオと同様の術かと思われたが、実はティオの記憶を蘇らせることで怒りのエネルギーを蓄積し、一気に解き放つというものだった。そのため抜群の威力を発揮し、直撃を受けたモモンは抵抗できずに地面にへたりこむ。清麿はそんなモモンに興味を示し、彼の本を焼こうとするティオを止めた。それは、モモンがいれば謎の建造物「ファウード」の位置を探知させられるからだった。 |
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