第 111 話 2005/06/12 踊って 弾けて! 揺れる!大空港

脚本
隅沢克之
演出
西沢信孝
作画監督
信実節子
美術監督
清水哲弘

ナゾナゾ博士率いるスーパーパワー軍団「マジョスティック12」のメンバー、ダイナミックなボインが武器の「ビッグボイン」が、ナゾナゾ博士と共に日本にやって来た!! 博士の目的は、もちろん清麿たちに会うこと。以前、テレビのニュースで放送されていた謎の塔「ファウード」を気に留めた清麿が、ニュース映像が収まったVTRをナゾナゾ博士に送ったため、そのミーティングで来日したのである。そしてビッグボインは、「新しいダンスを清麿に見てもらいたい」と博士について来たのだった。

ビッグボインのニュー・ダンスに凍りつく清麿。それを面白がっていたナゾナゾ博士だったが、謎の塔に関しては真面目だった。そして塔に関してのことを、恵&ティオ・フォルゴレ&キャンチョメ・リィエン&ウォンレイ・サンビーム&ウマゴンが集まったところで発表すると言い放ち、集合をかけた張本人として清麿たちと共に空港に出迎えに行くことにした。しかしそこでは、アイドルの恵、そしてイタリアの大スター・フォルゴレが密会するとの情報が何故かリークされていて、一同はマスコミやファンに追い掛け回される羽目に陥ってしまう…。

清麿たちが群集に追い回されたせいで、ビッグボインとガッシュが空港内で迷子になってしまった。そこで彼女たちは、やはり迷子になってしまったと言う男の子について「迷子センター」に向かうことにする。しかしそこへ、関税に引っかかったらしいマヌケな武器密輸トリオが押し込んでパニックを引き起こしたから大変!! 敢然と立ち上がったビッグボインは、自分のボインを褒めてくれた迷子の男の子を護るためにも、底知れぬスーパーパワーを発揮する…!!

目からビームを出したりはできないものの、ボインを使っての予測不能なトリックアクションは密輸団トリオを圧倒した。壁で跳ね返るボイン、猛烈な「重み」で犯人を弾き飛ばすボイン…最初は「役立たず」とビッグボインを侮っていた密輸団だったが、彼女によって瞬く間に叩き伏せられてしまう!!  空港での騒動もひと段落し、ようやくサンビームのアパートに集結した一同。彼らはムダに見せられたビッグボインのダンスにブチギレするものの、実はそのダンスこそが偶然にも塔の秘密解明のカギを握っていたようで、ただひとりそのことに気付いたキャンチョメだけが蒼白になっていた…。