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2011/03/28 リングにかけろ1 世界大会編 アフレコレポート!

 

左から置鮎龍太郎さん、神谷浩史さん、森田成一さん、草尾毅さん、石川英郎さん
――本日のアフレコの感想をお願いします。
森田成一さん(以下森田):第3話はフランスJr.との決着が着き、ドイツJr.との決戦が始まりました。どのチームが勝ってもおかしくない状況の中、我が日本チームが傷つきながら戦っている様は、すごい熱のこもったものになったと思います。
置鮎龍太郎さん(以下置鮎):もともと原作は世界大会編に出てくるライバルキャラクターたちはこの世界大会編からしか出てこないのですが、アニメではこのシリーズを見越してファーストシーズンから少しづつ出てきたのでやっとこのシリーズに突入できてうれしいというのが正直なところです。バトルはいつも熱く戦っていて、今回は公式戦ということで本当の世界一になれるように戦っております。
草尾毅さん(以下草尾):原作でもボリュームのある世界大会編を今回6本のビデオシリーズに凝縮しているので、カットされてるシーンとかたくさんあるんですね。そのカットされたところに心情的な変化を描写している所もあって、原作を読んだことのない方にもその辺の心理的なものが伝わるように、そんなところも気遣って今日も頑張りました(笑)。
石川英郎さん(以下石川):世界大会編は試合が多いので、必殺技を何回も出せてとても楽しいです。今日も出しました。すごい幸せです。
神谷浩史さん(以下神谷:世界大会編に向けて過去作品を見返してみようと思った時にちょうどケーブルテレビで放送しててそれをビデオに録って観たんです。参考に思ってましたが、 普通に楽しんじゃったんですよね。その楽しい気持ちを持って今日は臨みました。
今回も楽しくみんなで作品を作りたいと思っています。

――アフレコをするときに世界大会編と前作とで変えているところはありますか?
森田:高嶺竜児は一番最初ボクシングとは縁もゆかりもない弱い少年でした。ですが、ボクシングと出会い、だんだんと大きく強くなっていき、影道編からはいつも一緒だった菊姉ちゃんと離れ、一人の男として成長をしてゆくようになりました。ブーメランスクエアという新たな必殺技を引っさげて、どこまで世界と渡り合えるのかが、今作の竜児のポイントかなと思います。独り立ちしていく竜児の男らしい姿、少年から大人の男に移っていくところを描ければと思っています。
置鮎:剣崎はみんながスーパーブローを以前から出しているのに天才なのですぐ倒していたんですが、世界大会編ではやっとスーパーブローを身につけてお披露目することができるという記念すべきシリーズ。僕はそこに力をいれたいと思います。
草尾:石松は日頃から割と大口を叩いてみたりケンカ早かったりするんですが、この世界大会編では相手もすごいレベルなので、どうやら自分はこの辺でもしかして負けちゃうんじゃないかなっていう弱みをみせたり感じたりというシーンもあります。剣崎とかは見ている人も割と安心して、ちょっとピンチになっても『絶対剣崎だから勝つんでしょ?』みたいなものがあるんですけど(笑)、石松は『あ、負けちゃうのか!?石松どうなのか!?』というのが感情移入しやすいキャラじゃないかなと思うので、その辺の弱さと、負けん気の強さとチームメイトを引っ張るムードメーカー的なものを意識して演じてます。
石川:今まで志那虎は結構冷静なキャラクターだったんですが、なぜか世界大会編から台詞がべらんめえ調になり、冷静というか熱い志那虎になってきました。それもたぶん黄金の日本Jr.が確実に結束してきたのかなって思います。その辺で志那虎も前作と今作の違いっていうのが出ていますね。
神谷:河井はもともとピアニストで非常にクールに見えますが、実は好戦的というか、ものすごい闘志を秘めた少年です。日本の黄金Jrとして仲間となったことで、わりと冷静なポジションにシフトしたように思います。

――ファンの方へ一言お願いします。
森田:「リングにかけろ1世界大会編」は、パワーとパワー、技と技のぶつかり合い。ものすごい演出、ものすごい迫力の作品になっています。前作の影道編はPPVということでご覧になってなかった方もいらっしゃったと思いますが、今回はアニマックスさんでの放映ということで、比較的普通にご覧になっていただける状況になっているんじゃないかなと思います。CSでも再放送されています。是非、この素晴らしい作品の虜になって頂きたいなと思います。
置鮎:今のジャンプ作品のほぼ基礎になってるんじゃないかなって思われるバトルの展開をすべて取り入れている作品なので、今の世代の方でも十分受け入れられる作品だと思うんですね。なにより僕が大好きなので、ぜひ最後までやりたいんです!(笑)本当はみなさんにお届けするべき作品なんですけどもね(笑)皆さんに楽しんでもらうために長く長く取り組みたいと思いますので、是非観てほしいと思います。
草尾:今製作されているアニメーションの中で、こんなにメインキャラを演じている声優が原作の大ファンっていう作品は結構珍しいと思うんですね。作品の時代設定がもともと昭和だったりボクシングものだったりということで、観ている方も限定されがちな作品なのですが、本当に製作サイドが、観ている方以上に「いちファン」なんだなっていう、車田先生の代表作のひとつの素晴らしい作品の魅力を感じとって欲しいです。何回も言ってますけど、原作全部アニメ化してぜひ演じたいという想いがありますので、ぜひみなさんに応援していただきたいなと思います。
石川:原作ファンのみなさま、そして、リンかけのアニメファンのみなさま、そしてパチスロファンのみなさま、お待たせしました!(笑)ちなみに私はパチスロで大変お世話になってます(笑)。今回の世界大会編はそのパチスロでの熱い演出のシーンが盛りだくさんで、スロットファンにもたまらない作品になっていますので、是非お楽しみいただけれたらなと思います。
神谷:リングにかけろ1のアニメーション第1話のときに、菊姉ちゃんがウエディングドレスに身を包んで教会でたたずんでるというラストシーンから始まるんですが、それはこの物語のラストシーン、つまり一番最後にやるべきシーンなんです。そのファーストシーンに戻れるようにリングにかけろ1をちゃんと最後まで全うしよう!という強い思いで今回の世界大会編に臨んでいます。リングにかけろ2に繋げられるようにみなさんに応援していただければと思います!リングにかけろ1の中でも一番の盛り上がりを見せる世界大会編をぜひお楽しみください!