――新番組「ねぎぼうすのあさたろう」アフレコ記者会見にて、スタッフ・キャストのみなさまに意気込みを語っていただきました。
原作者・飯野和好先生(以下:飯野):子供のころからチャンバラ映画が好きで、それを元に絵本を作りましたものですから、こうやってアニメーションになるのは嬉しいですね。(今回のアニメ製作スタッフの方々には)最初の出会いから熱意を感じまして、感動しました。
浪曲師・国本武春さん(以下:国本):浪曲映画、浪曲芝居、浪曲ミュージカルはやったことがあるのですが、アニメでは初めてですね。一生懸命やらせていただきたいと思います。
シリーズディレクター・池田監督:今まで各話演出をずっとやってきたのですが、今回シリーズディレクターとして作品全体を見渡す仕事となりまして、それが「ねぎぼうずのあさたろう」という作品であるのが、光栄です。期待に沿えるようがんばりたいと思います。
あさたろう役・くまいもとこさん:小さいときから時代劇がすごく好きだったので、「てやんでぇ」とか「ちきしょうめぇ」とか、「あなた下町?」ってきかれるほど口癖で言っていました。あさたろう役に決まってすぐ、(あさたろうの)絵本を全巻買ったのですが、あさたろうが寝ぼけまなこで見開き一ページにセリフが「あっ」しかなかったのが、すごいインパクトでした。こういう股旅物とか時代物は、日本の娯楽の原点だと思ってます、この作品に関われて本当に光栄です。
にきち役・田中一成さん:オーディションの時から(この役を演じるのが)すごく楽しかったんですよ。念願かなってこの役をできることになりまして、毎週「にきち」をやれるんだと、わくわくしております。楽しんでやりたいと思っています、よろしくお願いいたします。
こもも役・菊池こころさん:(こもも役に)決まったときはすごく嬉しかったです。すごく緊張しているのですが、くまいさんも国本さんもいらっしゃるので、甘えつつ、がんばってみようと思います。
――浪曲について
飯野:私が子供のころに親が聞いていたラジオから流れていまして、それを覚えちゃって。(あさたろうの)絵本を作るときに、はめ込んでみようかなと思いついて、改めて何十年ぶりかに聞いたのですが、こんなに面白かったんだと感じました。(浪曲は)勢いがあるので、今回のあさたろうにぴったりだな、と。アニメーションにも浪曲は入れていただきたいと、お願いしました。
国本:先生ご自身、浪曲がお上手なんですよ。不思議な三味線で、全国の子供たちに聞かせていますよね。
飯野:絵本は読み聞かせになるので、真似事でやったりしていますね。
――ありがとうございました。
ねぎぼうずのあさたろうは10月12日(日)朝6時30分からテレビ朝日にて放送です!お楽しみに!
(BS朝日は11月21日(金)夕方5時から放送)
あさたろう にきち こもも きゅうべえ |
:くまいもとこ :田中一成 :菊池こころ :浅沼晋太郎 |