七色の花捜しに訪れたヨーロッパの街々でルンルンは色々な人間が引き起こす事件に出喰わします。その度に足を留め、持ち前の好奇心から事件に積極的に関わっていき、いつも台風の目になるルンルンです。
しかし、事件が解決した後には、決まってその街の人間達の胸に<豊かな心の花>が咲き、ルンルン自身もまた、これら一つ一つの事件を通して、自分では知らない間に、ひとつずつ人間的に成長していきます。
ルンルンたちが出会った人物にルンルンの憧れの青年セルジュが花の種や苗をを与え、ナレーションがその花の花言葉を説明するラストシーンが作品に華を添えた。「ルンルン気分」という言葉が使われるようになったのはこの作品の後から。