ストーリースタッフ&キャストキャラクタープロダクションノートDVD情報

「インタールード」
DATE : 2004.5.16 : 監督 長峯達也

小さな舞台を踏んだことがあります。
演技する意味も知らないで
演出家の意図する事も理解しようともしないで
ただ、脚本の字面を追いかけて、
手足を動かしていました。

「インタールード」
〜幕間, 合間; 合間になされる物事; 幕間劇〜
舞台に関係する言葉を頭に冠した作品を手がけることなった時、小さな舞台でもがいていた愚かな役者を思い起こします。
あの頃より経験を積んだ役者は、スポットライトの向こうの80人の観客の一人になりました。
場違いな、愚かな役者を冷ややかに眺めるだけの傍観者。
でも、何もわかってなかった役者にも情熱や想いがあったはずです。
役者にはもう思い出すことが出来ません、何故、あの小さな舞台に立ったのかを・・・
「インタールード」の登場人物達も小さな舞台に立っています。 自分たちが何故小さな舞台の上でもがいてるのか知らないで・・・
自分で決めたことを忘れたまま・・・
それが自分にとって何を意味していたのかを無視したまま・・・
流れてゆく時間の中で意味を失ってしまっても・・・
本当に大切なモノを失っていても・・・
小さな舞台を下りようとしないのです。
願い、想い、希望、祈り 世の中の好ましいモノ達・・・
役者達をくるくると舞台の上で踊らせます。
くるくる・・・
くるくる・・・
私は、観客達の期待など無視して舞台から飛び降りてしまえばいいと思うのです。
インタールード・・・・
あなたもその舞台を飛び降りて、この幕間劇の観客となって愚かな役者達を眺めてみませんか?

長峯達也